公式サイト:てっぺんっ!!!!!!!!!!!!!!!
【1~2話感想・評価】期待度★☆☆☆☆
突如現れた漫才アニメ「てっぺん!」たしかにこれがヒットすれば芸人のお笑いライブではなく、新人声優のお笑いライブに人が集まるのかもしれない。ネタはバックのおっさんがかけば女の子たちは本業の演技ができればよいという算段、ヒット時にはリターンがでかい本作品の結末はいかに。
[HighLight]
長所としてどうしても言いたかったがOPがちょっと癖になってきた。特にサビに入るところ。奇怪な映像と謎のラップで第一印象最悪だがどうにも見てしまう魅力がある。
お笑いトリオが5組で合計15人いるという守備範囲の広さも一応触れておきたい。一人一人の持ち時間は短いものの、当たればでかい商業展開が可能である。いやいやこんな絵じゃ人気でないやろ~というほど悪い絵柄でもなく、チャレンジングな内容と少ない予算で出来ることを全てやっている感じは好感が持てる。
[LowLight]
元も子もないが面白くない。というか面白くなるまで時間がかかりすぎるのだ。ギャグアニメは総じてもともと知っている人、もしくは長期的に耐えた視聴者に親近感を持ってもらって初めて受け入れられる。このような会話劇の場合相手のことを好きにならなければ笑いは発生しないのだ。
お笑いアニメはまず好きになってもらうところから、そのため最初5話くらいは愚直に同じキャラでいろいろなやり取りをして親近感を持ってもらう必要がある。新キャラ投入はそのあとだ。
そこでこの「てっぺん」というアニメは15人というキャストが足を引っ張っている。そりゃガッツリ30分釘付けになってくれて次の放送までにググって調べてくれるユーザなら1クールで15人でもハマれるかもしれないが、毎週、それもこのアニメに手を付けるユーザは相当数アニメを見ている。毎週出る女の子が変わって芸風も変えるアニメを好きになれという方が難しいだろう。
ガチ説教になってしまったが取り組みには好感が持ている。原作愛好家の中でひっそりと満足度の高いアニメになりそうだが、バズることは無いだろう。とはいえ最初は何でもトライ&エラーである。やがてくる未来で覇権を獲得したお笑いアニメの記事を書くときは「まえせつ」と並べて取り扱ってあげたい。
【最終話感想・評価】
最終話感想はこちらから: