【2023冬アニメ】人間不信の冒険者たちが世界を救うようです【1話2話感想・評価】

公式サイト:TVアニメ「人間不信の冒険者たちが世界を救うようです」公式サイト (ningenfushin-anime.jp)

【1話2話感想・評価】 点数:65

はじめに

本作『人間不信の冒険者たちが世界を救うようです』は小説家になろう出身でMFブックスから出版されているライトノベルだ。ほう、MFブックスとな。いい意味で癖のない王道ファンタジーや恋愛ものばっかり出版しているイメージがある。小説家になろう作品ではあるのだが、転生要素が無い所が他と差別化されるポイントだ。そのせいで結果的に私受けは良くなっている。ちょっとだけ。

転生作品じゃないので王道異世界ファンタジーだ。主要人物は人間不信だけども。

タイトルに人間不信とあるだけあって、他の作品より距離感の遠いパーティが本作に魅力だと思う。2話Aパートのパーティのやりとりは原作者の過去に何が合ったのか心配になるような内容だったが、「信じるほうが楽」とか「疑う方が難しい」なんてメッセージがあり、一定物語のバックグランドを感じだ。今季なろう作品の中では上位半分に入ると思う。誰かにお勧めする事はしないが、、、

1話2話概要

冒頭では主人公が父親のように慕っていたリーダーからパーティを追放されるシーンから始まる。そこでアイドル?をやっているアゲートに励まされる。

ニックの事を思って独り立ちさせてくれたんじゃないのだろうか。
相変わらず主題歌を歌うためだけに参加をしてくる石原夏織だ。

その後アイドルで散在して金がなくなったのかパーティを探すことに。

アイドルグッズで散財する主人公。仲良くなれそう。

酒屋で偶然居合せた3人と「人間なんて信用できるか!」とハモってしまう。その後3人が人間不信になった経緯が紹介される。

魔術師のティアーナは優秀な貴族で嫉妬を買い、恋人に振られてしまう。「君は誰を見ていたんだい?」と痛烈な一言が印象的だ。ちなみにその後ギャンブル狂いで散財する。本当に貴族だったのか?

恋人が優秀過ぎて周りの目がつらかったらしい、彼氏。

ティアーナはその風貌から魔術師とわかりやすいからか、結構パーティに声をかけられる。しかし目つきが悪いからパーティを組めなかったようだ。多くの冒険者がティアーナから逃げていく姿が描かれる。

このタイプの目でも可愛いキャラちょいちょい居ますよね。

神官のゼムはイケメンすぎて幼女からモテてしまうが「神官は付き合わない」と断る。そしてその少女に売春の冤罪をかけられて追放される。その後は女狂いになったとかなんとか。空人間不信になりますわ。

即死魔法未成年ハニートラップだ。社会的に即死する。

龍族のカランの話は、、、べろんべろんで話していてカットされていた。

重い話が始まるかと思ったら、、、
べろんべろんで話していてカットされる。

そして翌朝主人公は「この4人でパーティを組もう!」と提案する。アイドルの回想が入ったけど金稼いで貢ぐのが目的だじゃないのかコイツ。

ここで1話が終了。人間不信同士でパーティを提案する。

ここから2話になる。人間不信の3人は信じたいが信じられず、でも疑う事も難しいと話す。信用しちゃってしまえば楽だからね。すごくわかる話だ。

ちなみにこの4人で分担してお金の管理をすることに。社内研修で良くある権限の分散だ。

サバイバーズとしてスライムの除去がデビュー戦のようだ。ニックが冒険者として経験者なので先生的なポジションになっている。しかし些細なミス?でカランとティアーナの関係がギクシャクし始める。勢いで魔法を放ってしまったティアーナ、その魔法でちょっと危なかったカランでもめ始める。

超初級者パーティの任務内容。
アニメ尺のためカットされているんだろうな、尺的な窮屈さを感じる。

ニックは「お互いを信用できないのは手の内を明かしていないからだ」と話し、主人公は自らの手の内を明かす。信用を築くためにミザイがやっていたあれだ。

クラピカ+ミザイストムのコンビかなり好き(アニメ関係ない)

結果的に味方の結束感が高くなる。その後ゴブリンとオーガ?を倒すこととなる。ゴブリンが進化したオーガは5倍以上強いとかで放置していると他のコミュニティを吸収して厄介な事になる。パーティとして熟練度は低いが4人で何とかすると決めたようだ。その後、徐々にアイスブレイクしたところで2話が終了だ。

カラン強くて草。スライム触ってる場合じゃないだろう。
最後に割れたメダルはなんでしたっけ、、、見てたけどわからず。なんか見逃したかしら。

HighLight

ギクシャクしているパーティは新鮮だったので良かった。最近は主人公万歳で1話から関係が良好なパーティが多かったので。本作の様に、最初仲が悪い所からどんどんパーティとしてまとまっていく姿を見ていると、テイルズオブエターニアを思い出さずにはいられない。比較するわけでは無いが、仲良くなるペースが本作は早いので今後は2つの展開が予想される。

1つはどんどん仲良くなってイケイケどんどんの良好な冒険譚が描かれる事。2つ目は仲良くなってから決定的な事件が発生して人間不信と信頼のテーマに立ち返るパターンだ。んーどっちでもいいけど後者の方が好みです。(個人的感想)

世界を救うすごいパーティになるらしいし、前者かな多分。

LowLight

女の子が映っているシーンは結構気合が入っていてよろしかったのだが、2話の主人公の活躍シーンは流石にひどすぎないか?一回やっちゃったら癖になってどんどん描写が安っぽくなりそうで心配だ。作画が後半崩れていきそうな不穏な空気を感じている。

見てた人多分みんな思ったよね。

まとめ

人間不信をテーマにギャグばっかりやるわけでもなく、時間をかけて関係を築くわけでもなかった不思議なアニメだ。とはいえ「世界を救うようです」とタイトルに書いてあるのでここからはそっちメインの展開に成っていくのだろう。

仲良くなった後の3話を見てから判断したい、とか言っていたら最終話になってしましそうだ。現状では嫌いなくだりも無いし、臭いセリフも無いし、主人公マンセーもないので見ていて不快感は無い。という事で加点減点無しなしの65点とさせていただいた。化ける可能性は、、、うーん。

他のいくつかよりはいくらか見やすかったとは思います。頑張ってください。
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