【2022夏アニメ】ラブライブ!スーパースター!! 第2期【最終話感想・評価】

公式サイト:ラブライブ!スーパースター!! 第2期

【最終話感想・評価】点数:73

はじめに

ラブライブシリーズの正当後継者として2期放送が終了した本作。ネタバレでも何でもないが、なんと3期製作が決まっている。さらには一般公募でLiellaのメンバーが一人増えるそうだ。ラブライブシリーズは2期まで+映画という定説を、崩してきたことに驚きを隠せない。

ラブライブ決勝のステージ、金掛かりすぎぃ!

前半分では余分だと表現していた新メンバー達も、まぁまぁ見慣れることが出来ている。しかしながら盛り上がりを見せたのは、クゥクゥのために2年だけで出たいとすみれが言い出したり、かのんに留学して欲しいとちーちゃんが言い出した所の2か所だ。よく言えば邪魔をしなかった新メンバーともいえるし、見せ場が無かった新メンバーともいえる。前述した2か所はなかなか良かった。色々書きたいことがありそうなので早速本題に入ることとする。

前半分の感想はこちら:

最終話とそのひとつ前の11話含む概要

ライバルと思われていたサニパを打ち破り、突如現れたライバル『マルガレーテちゃん』。かのんのライバル的なポジションでホントウノウタヲオシエテアゲルワと棒読みで現れたかと思いきや早々に敗北。だからその幽遊白書の柘榴みたいな笑いやめなさいって。

勝った!よりもあいつ負けよったで。みたいな後ろ姿に見えるのは気のせいだろうか
視聴者もこんな顔していたぞ。

実はこのマルガレーテちゃん、目的は姉も通ったウィーンに戻る事。ラブライブはその踏み台でしかなかったようだ。マルガレーテちゃんが求めていたウィーンへの切符はなんとかのんの元に届くこととなる。

なに音量弄ってんねん。

しかし、かのんは学校に残り卒業までLiellaを続けると宣言し、メンバーは一安心する。

安堵するメンバー達、ちーちゃんだけは表情が違った。

しかしちーちゃんだけは留学の詳細をマルガレーテちゃんから聞き出し、かのんが留学すればマルガレーテちゃんもウィーンに行ける事などもろもろの情報を聞き出す。先日のかのんの宣言を聞いてなお、「夢を叶えるためにウィーンに」行ってほしいとちーちゃんがメンバに伝える所で11話が終了。

そうこなくては、という感じのシーン。ここまで凄い良いよ。

マルガレーテちゃんや家族ともう一度話をして自分の行く末を検討するかのん。その答えを待っている他のメンバー達。答えが出ているけれどそれを待つような空気感が良かった。

留学を受け入れているようなメンバー達

夜の学校でかのんを呼び出し、そこで留学したいと思いを伝えるかのん。それを応援するメンバー。ラブライブに優勝することを堅く決意するのだった。

その後、ざっくり言ってしまうとラブライブで優勝する。

学校をでるかのんの元に同じ制服を着たマルガレーテちゃんが立っており、二人とも留学が中止になった事が伝えられる。10話のおほむのような、かのんのドアップで2期が終了。

HighLight

キャプチャが無いため恐縮だが、この概要の少し前のすみれとクゥクゥのやり取りも良かったんだ。詳細は書かないがそれだけは伝えておきたい。

作画は鬼の安定感を見せた、それに加えてラブライブ本戦でのライブシーンだ。その昔3DCGのアニメを鬼のように嫌っていた私でも、認めざるを得ない圧巻のクォリティだった。これだけクォリティが高いと他のアニメがCG使いにくいじゃないか。手書きもCGもサンライズが最強。そう言っているようだった。

圧巻のCGクォリティ、動いてもすごいぞ。

内容の方もギリギリまでめちゃくちゃ良かった。かのんちゃんが一番見たい私だけかもしれないが、最後の流れはシンプルだが胸に刺さるシーンもあり好きだった。特にマルガレーテちゃんと家の喫茶店の話をしている時のかのんのセリフがしびれた。

謎キャラとかいってゴメンねマルガレーテちゃん。

「Liellaも学校も自分の夢と同じくらい大切」17歳の少女にしてこのセリフだ。夢も見つけられず彷徨っている人間が大多数の世の中で、夢もそれと対等な大切な物も持っているのだ。悩んでいるシーン自体は作品の都合上短かったが、彼女が真剣になやんでいる事が一言で伝わるいいセリフだと感じだ。

いいお母さんだな、いい子に育つわけだぜ。結婚しようお母さん。

LowLight

最後の留学が取り消しになったことについては是非が判断付かない、答えは3期が持ってくるだろう。かのんがいなくなったLiellaと約束された感動の再開シーンも見たかった気がするが、こればっかりは仕方がない。期待を超えてくる3期を期待しよう。

気が付いたら優勝しているLiella。それでいいのかラブライブ本戦。

新メンバー達のキャラパ不足も3期があるなら納得だ。現状は9人にするための埋め合わせにしか見えなかった。それに部長がかのんじゃなかった点にも納得がいく。2期の不満は3期が色々と背負ってくれることになりそうだ。

赤い子はちょっと人気ありそうだな。来期は頑張ってほしい所だ。

最後に肝心のラブライブがさらっと優勝したのはいかがなものかと、かのんと歌う最後のステージだからというバフが掛かって奇跡の優勝。みたいなステージ上で泣きながら歌って踊るやりすぎの感動シーンくらいやっても良かったと思う。だって全国大会の決勝だぜ?この点については個人の好みなのだろう。

まとめ

どっかのアニメでも同じことを言ったが地力が強いアニメは本当に強い。新卒で超大企業に入社するみたいな問答無用の強さがある。好きなキャラはかのんだけで、曲もライブシーンもライバルもそこまでピンとこなかったこの作品で、これだけ評価が高いのはハッキリ言って異例だ。

ラブライブスーパースターがここまで引っ張ると想像していた人はどれだけいたのだろうか、どうにも過去作に比べると、推しを見つけにくい作品になっている気がする。スーパースター3期と推し迷子の視聴者たちの命運やいかに。3期を楽しみに待つこととしよう。

クソ可愛いかのん先輩。お疲れさまでした。
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