【2023春アニメ】この素晴らしい世界に爆焔を!【最終話(12話)後感想・評価】


【総評】本編のキャラ出た時盛り上がるのはスピンオフ作品あるある
点数:68

筆者が観測した本作の概要

大人気作品「この素晴らしい世界に祝福を!」のスピンオフ作品として製作された本作「この素晴らしい世界に爆焔を!」。主人公は人気キャラ”めぐみん”となっており、その友人”ゆんゆん”との活躍が描かれている。彼女たちの関係や生い立ち、そしてカズマ・アクアに合流するまでのエピソードを描く、まさにファン向けの作品といった所だろうか。

前半感想

前半部分はお世辞にも面白くないと感じた。めぐみんがエクスプロージョンと出会い、その後魔法学校での成長が描かれているが、「あれ?こんな感じのキャラだったっけ」「カズマ・アクア・ダクネスがいないとそんなに面白くないな」というマイナスな印象が拭えなかった。

エクスプロージョンのシーンは気合入ってて流石に良かったですけどね。

後半感想

学校を出てからはいつもの”一発芸魔法使いめぐみん”らしさが取り戻され、色んな冒険者パーティで尊敬されつつも雑に扱われる姿が描かれる。冷静に考えると”パーティから追放された系”作品とおんなじ事が描かれているのだが、作者のレンズが違うとここまで違うのかと感動した。

扱いにくい魔法使いめぐみんと、社会不適合者ゆんゆんの苦悩がポップに描かれており、後半はそこそこ見れる内容になっている。街では結構な割合でカズマ・アクア・ダクネスが同じ町に存在していることを強調するシーンがあり、従来のファンはこの辺が一番楽しめたのではないだろうか。本編のキャラが出てきた時が一番盛り上がるのは”スピンオフ作品”あるあるである。

まとめ

私はこのすばの『めぐみん』登場シーンをはっきりと覚えていないし見返してもいないのだが、ラストにカズマ・アクアとの出会いのシーンで締めくくられると、なんだか本作も”良作”だったような印象を受ける。そもそもこれ以外の締め方は無いし、わかっていたんだけど良いシーンでしたね。

特定の作品のキャラをフォーカスしたスピンオフ作品ってなんだか珍しい気がする。最近減ったような気がしますね。それだけ「このすば」が愛されているという事ですし、胸を張って良い事実かと思いますよ。3期決定もありましたし、ファンには明るいニュースが続きますね。ちなみに「このすば」本編は我々も大好きです。楽しみにしています。

“口が悪くて生意気なのに、敬語で話すキャラ”ってちょいちょい居るけど良いよね。めぐみんはその代表格かもしれない。お疲れ様でした。

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