【2022秋アニメ】後宮の烏【1話感想・評価】

公式サイト:TVアニメ「後宮の烏」公式サイト (kokyu-anime.com)

【1話感想・評価】 期待度★★★★☆

後宮の烏(こうきゅうのからす)と読む小説作品のアニメ化。アニプレックスが送る作品ということもあり、少し化ける可能性があると我々は思っている本作。今季のダークホースとなりうるのか、その可能性について触れていきたい。私個人はちょっと手ごたえがありそうなので期待している。最後でも同じことを言うが保証できることは何一つない。

これからの潮流となりうる中華風ファンタジー。その中でも本作は結構気合が入っている様子だ。

依頼を頼まれれば対価次第で、何でも受ける寿雪(じゅせつ)という女性が主人公だ。呪殺も探し物も対価が払えればしてくれるらしい。作中では烏妃とかいて(うひ)と呼ばれる。特別な力があるから妃としての地位を与え、後宮に囲っているようだ。この寿雪が表情豊かで可愛らしいキャラクターで素晴らしい。

公式サイトの印象と打って変わって親しみやすいキャラクター。これはとても助かる。

中華風の世界観をベースとしているが、寿雪とそこを訪れる皇帝を中心としたファンタジー作品だ。小説家になろうが始まりの小説らしい。間違っていたらすまない。なろうにも色々あるんだなぁ。中華風ファンタジーのアニメ化の流れが来るのかもしれない。

ちなみに最初は「翡翠の耳飾り前編」数話ごとに完結してくれる話のようだ。

ちなみに帝は母親を惨たらしく殺した皇太后に復讐を宣言。その後、皇帝が寿雪の髪が実は銀髪であることを知るところで終わる。

EDは次回かららしい。

結論から言うと、可能性は0では無いので見てもいいかもしれない。根拠としては2つある。

1つは根本的なアニメーションクォリティだ。1話ということで気合いが入っており。後に崩れそうなアニメにありがちな薄っぺらな感じがない。映像も落ち着きのある、夜感のある作品で寝る前に落ち着いて見れる良さがある。友達と内容を盛り上がるよりも1人でひっそり見て欲しい作品となりうるかもしれない。

肉まんにつられて話を聞くことにした寿雪。可愛い。

2つ目は、主要キャラクターだ。主人公のうひは古風な話し方を含めて、可愛い、特殊な力が合って頼れる雰囲気もあり、悪い要素がひとつもない。もう一人の主人公である帝も癖がなく、シンプルイケメンだ。悪役は分かりやすく悪役って感じだが、そこまで安っぽい感じはない。

不快感の無いイケメン。もうここまでの要素で一定の評価は堅い。

面白くなる可能性はあるが、保証できるものは1つもない。また、1クールだった時にそこまで盛り上がらず尺が足りなくなる可能性も秘めているが、数話完結ならその心配も杞憂だろう。話題になってから後追いするよりも、発掘するような前向きな気持ちで視聴して見てほしい。

【最終話感想】

髪下したバージョンをアイキャッチにした最終話感想はこちら:

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