公式サイト：TVアニメ「農民関連のスキルばっか上げてたら何故か強くなった。」公式サイト (nouminkanren.com)
【１話感想・評価】 期待度☆☆☆☆☆（星０）
農民なのに強すぎるというギャップを楽しむアニメ。悪魔？のような敵キャラと主人公をよいしょする登場人物で作られる純度100%のクソアニメ。冒頭はクソみたいなCGのドラゴンが大暴れしているところから始まるクソアニメっぷりだ。
主人公は農業ガチ勢の男で、なろう作品特有の気持ち悪い癖の強さがない。無個性ともいえるが作中のやり取りでイライラすることは無さそうでよかった。第１王女と出会い、若干の交流を持つところから始まる。恐らくヒロインであろう王女様のメイギス？様が本作を支えてくれることを祈りたい。
突然ですが王都を魔族が襲ってきます。急な展開ですが、実際そうだったんだからしょうがないじゃないか。主人公は騎士団に任せようと考えるものの、農家目線で何とかしないといけないと判断する。この農業目線という所が笑いどころのようだ。
王様と王女が魔族に襲われているところを、主人公が農業で鍛えたスキルで救助する。その後魔族が周囲の人間を殺し力を蓄えてものすごく強化される。それを主人公がアッパーで撃退して終了。読んでて面白いですか？このワンセンテンツ。
魔族を撃退し、窮地を脱した主人公達。その後王様に使えることを依頼されるが、ただの農民なのでというスタンスを突き通す主人公。最後は報酬として受け取った土地が荒地だったことを嘆く主人公と、その様子をみてほほ笑む王女様で終了。この絵の感じで終わるとほぼクソアニメだ。
問題点はいくつかあるが、1話にも関わらず危ない作画。立体感の無いペラペラな作画は雲行きを怪しくしている。ついでにこの作品に限ったことではないが、このパラメータとかスキルが出てくる作品本当に嫌悪感がある。
完全に個人的な感想なので読み流して欲しい。これが嫌いな理由は表現の努力を放棄しているからだ。あらゆる作家はその強さや凄さ、窮地を表現するために試行錯誤を繰り返すが、この手の作品は独自UIを出した挙句、その数字でやばさを表現しているのだ。しまいには王女様の発言「こいつの数値がおかしいよ！逃げて！！」である。自分たちで言っちゃったよ。やばさ伝えるために数値がやばいって言っちゃったよ。
「農民なのに大活躍する」というギャップを売りにした俺TUEEアニメだ。少しだけフォローをすると、初めて深夜アニメを見る人や、それに近い小学生高学年・中学生辺りは楽しんでいるかもしれない。私たちも昔はそうだったのだから邪魔してはいけない。成人後もアニメを見ている酔狂な大多数の視聴者であれば、この作品を視聴しても表情が動くことは無い。30分間真顔で過ごせるので、表情筋を休めたい人にオススメしたい作品だ。
【最終話感想】
最終話感想はこちら：
