【2022秋アニメ】ぼっち・ざ・ろっく!【アルバム楽曲・感想評価】

公式サイト:TVアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」公式サイト (bocchi.rocks)

はじめに

いやお前早く最終話感想書けよ!!本当にすいません、このアルバムをガッツリ聞きこんでから記事書こうと思っていたら、新アニメが始まり、最終話感想記事の執筆が遅くなっています。気合入れて書きたいお気に入りアニメの記事は遅くなる典型だ。あ、結束バンドTシャツ買いました。この記事の内容も最終話感想の中に書こうと思っていたのだけど、ボリュームがエライ事になったので一つの記事にしたよ。良かったら読んでいってね。

1話感想はこちら:

最終話感想はこちら:(いま執筆中です)

余談(結束バンドの楽曲を語りたいだけ)

2022年12月に結束バンドの初アルバムが出ています、今回はそれに対してノリノリで書きました。意外と知られてない事なんですけど、楽曲の良さを語る時、人はちょっと気持ち悪くなるんですよ。

どうも気持ち悪くてすいません。進次郎さん構文は好きです。

先にさらっと一覧を示す。曲の好みは人それぞれだし、寝て起きる度に評価変わっているので悪しからず。

1.青春コンプレックス(★★★★★)
2.ひとりぼっち東京(★★★☆☆)
3.Distortion(★★★☆☆)
4.ひみつ基地(★★☆☆☆)
5.ギターと孤独と蒼い惑星(★★★☆☆)
6.ラブソングが歌えない
7.あのバンド(★★★★☆)
8.カラカラ(★★★★★)
9.小さな海(★★☆☆☆)
10.なにが悪い(★★★☆☆)
11.忘れてやらない(★★★☆☆)
12.星座になれたら(★★★★★)
13.フラッシュバッカー(★★★★★)
14.転がる岩、君に朝が降る(★★★☆☆)

手短にまとめると、ぼっちが作詞したとは到底思えない元気な歌詞の楽は大体ZAQがやっている。主要のクソいい曲は三井律郎が作っていがちだ。ZAQの曲や歌詞はキャッチーであるし魅力的だけど、ぼっちと真逆の人物像だね、、まじで14曲とも良い曲だけど

 

 

1.青春コンプレックス(★★★★★)

本作OP、長谷川育美がカッコいい感じで歌ってくれとオーダされたとかなんとか。サビの疾走感のあるハイハットの裏打ちが気持ち良い。ラスサビは誰でも喜ぶサビ2段構成、ラストの喜多ちゃんの吠えるような「衝動的感情吠えてみろ」は一緒に叫ばずには居られない。

「雨に濡れるのが好きだった 曇った顔に似合うから」「俯いたままでいい 猫背のまま虎になりたいから」この辺の根暗でありながら成り上がろうとする歌詞がカッコいい楽曲とマッチしてたまらない一曲だ。

 

 

 

2.ひとりぼっち東京(★★★☆☆)

青春コンプレックスのカップリングで出た一曲、カラカラ以降が出るまでこの2曲を聞くしかなかったので死ぬほど聞き込んだ曲だ。サビの6音を階段の様に駆け上がる箇所ほんま好き、「私の中」の部分だ。

 

 

 

3.Distortion(★★★☆☆)

いつもの喜多ちゃんの様子で歌ってほしいと言われて収録した楽曲とかなんとか。すごくポップな仕上がりで可愛い楽曲だ。このEDシリーズのパワプロデザインもめっちゃ好き。

 

 

 

4.ひみつ基地(★★☆☆☆)

喜多ちゃんの「夜更かしお寝坊 ダメ、絶対」がただただ可愛い曲。普通に他のアニソンに比べてもいい曲なんだけどこのアルバムは他の曲が強すぎるだけ。

 

 

5.ギターと孤独と蒼い惑星(★★★☆☆)

5話のオーディションで披露することになった楽曲。Aメロからフロアタムの低いサウンドの心地いい入りから、サビの盛り上がりまでめちゃくちゃカッコいい楽曲だ。

ただ、歌詞が強気過ぎて違和感がある。ラスサビの「聞いて、聴けよ わたし わたし わたしはここにいる」って自己主張強い歌詞をぼっちが書くかな?いやプロデューサーがOK出してるから書くんだろうけどさ、なんかすいません。普段のぼっちでは考えられない歌詞だったという事で。どうでもいいけど喜多ちゃんの上達早すぎないか。

 

 

 

6.ラブソングが歌えない(★★★☆☆)

さっきの楽曲で「わたし わたし わたし」はここにいる。の後にこの楽曲のサビも同じフレーズ「ずっと ずっと ずっと」の3連だった、謎の被り。この曲は弾いてみたを見た方が楽しいかもしれない。

 

 

 

7.あのバンド(★★★★☆)

8話で不安定な立ち上がりを見せた結束バンドを払拭するように輝いた一曲。8話1曲目の不安そうな喜多ちゃんの歌い方とか長谷川育美の演技天才過ぎんか?

この楽曲のサビが振り切っててクソカッコいい。「ラスサビは長くして、転調して~」ってやれば簡単に盛り上がりを表現できそうなんだけど、この楽曲はワンフレーズに魂込めている感じがカッコよすぎる。引き算の美学を感じる。「他に何も聴きたくない わたしが放つ音以外」のワンフレーズだ。

 

 

 

8.カラカラ(★★★★★)

長谷川育美を愛し長谷川育美に愛された男の私だが、正直このアルバムのナンバー1はこの曲かもしれない。水野朔の声が良すぎる、特にサビの「この命を つ↑かいきらなきゃ」とか「い↑つか消えてしまう前に」の所の”喉を締めるような”声の振り絞り方がまじで可愛くて好き。

歌詞の方で言うと、バンドで夢中になって頑張っている”この時”を「命を前借している」って表現マジでカッコよすぎやしやせんか?命を前借するような生き方を日々したいと思い、1日1回はこの曲を聞いている気がする。ダラダラすぎる日も愛しているんですけどね。いやーカッコイーこの曲。

 

 

 

9.小さな海(★★☆☆☆)

静かな立ち上がりで始まるが、2番以降は王道なJPOPのこの楽曲。この路線の長谷川育美もめちゃくちゃいいなぁと思うのだが、後述するフラッシュバッカーが良すぎるのでちょっと影が薄い。でも良い曲です。

 

 

 

10.なにが悪い(★★★☆☆)

8話からEDはこの楽曲。8話ラストシーンの虹夏の「ぼっちざろっくを!」のタイトルコールから入ったエンドロールが印象的な楽曲だ。こちらも歌うのは長谷川育美ではなく鈴代紗弓だ。このバンドマジで誰がボーカルやっても行けそうなレベルだ。

どうでもいいけど下の動画の0:58~の部分の事を「喜多ちゃんが中指立てて回ってる」とか言い出した人のセンスマジで面白い、友達になってほしいレベル。

 

 

 

 

11.忘れてやらない(★★★☆☆)

ZAQ感が強すぎる楽曲だが、めちゃくちゃ好きな表現は「こんなこともあったって 笑ってやんのさ」の所。死ぬほどプロジェクトが炎上している時にPMの若めのお兄さんが言ってたの思い出した。あの人、心にZAQを飼っていたのかもしれない。この言葉は救われるし、前向きになれるめちゃくちゃ良いフレーズだ。

圧倒的余談だが、Apexのミラージュが言う同じようなセリフの「今日という日はいつか誰かに話せる時がくる!そうだ…こんなことがあったんだぜってな。」もマジで好き。カッコイイ、スキルウザいから死んでほしいけど。

皆も窮地でこのフレーズ出てくるようにちゃんと聞きこんでおこう。最終話の1曲目の楽曲だ。

 

 

 

12.星座になれたら(★★★★★)

最終話の2曲目で歌われた曲だ。Mr.Chldrenの「星になれたら」になかなか近い名前だが、メロディ的に類似するポイントは無かった。20年来のミスチルファンの私が言うんだから多分そう。こっちはDistortionの時と同じようにいつもの喜多ちゃんの歌い方で、澄み渡るような歌声とのマッチが良い1曲だ。

一人一人じゃ輝けないけど、みんなで指をさされるような”星座になれたら”と歌うこの楽曲は、バンド活動の根本を歌っているように感じてまじで素晴らしいと思いました。(小並感)個人的にはカラカラとこの楽曲で2強だ。(OPはもはや別枠)

 

  

 

13.フラッシュバッカー(★★★★★)

★4と悩んだけど書きながら★5に変えた楽曲だ。青春コンプレックスの様にカッコいい感じで歌っているのに、バラード。スローテンポのメロディに漂う事が出来るこの楽曲は聴き心地が良い。ちょっとダークな歌詞も相まって自分の中のナルシズムが止まらなくなるような楽曲だ。

アジカンのフラッシュバックとは似ても似つかない雰囲気だがめちゃくちゃ良くて、今までの12曲で盛り上がりすぎた頭をクールダウンするような楽曲だと感じる。ミスチルの「潜水」に似たアルバムの締めにふさわしい、まさに漂うような1曲になっている。うーん、良すぎる。

 

 

 

14.転がる岩、君に朝が降る(★★★☆☆)

結束バンドがアジカンをモチーフにされたバンドという事はモッピーから聞いて知っていたので、「あれもこれもカバーして欲しい」と思っていたがまさかオリジナルで超えてくるとは思わなかった。

そのなかで唯一カバーされているのがこの楽曲だ。作中ではありえないだろうがぼっちが歌っている。数あるアジカンの中からこれを選ぶセンス、好きです。この作者”朝”に対して特別な思入れがあるな?陰キャ=夜じゃなくて、陰キャこそ”朝”なんですよね。なんか言いたいことがわかる気がするぞ?

ちなみに私はアジカンだとバタフライとムスタングが好きです。

 

最後に

ありがとう「ぼっち・ざ・ろっく」、ありがとう「結束バンド」。いやー2期とか新曲が楽しみでございますわね。最終話記事書くので、、、ブックマークとかしてくれると嬉しいですわよ。

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