【2022秋アニメ】ぼっち・ざ・ろっく!【1話感想・評価】

公式サイト:TVアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」公式サイト (bocchi.rocks)

はじめに

【1話感想・評価】 期待度★★★★☆

スローループ以来のまんがタイムきらら作品となる『ぼっち・ざ・ろっく』。いつものフワフワ美少女動物園というだけでもなく、バンド初心者やボッチを皮肉・自虐したような細かな笑いも持ち合わせていた。尚、筆者は長谷川育美を大層贔屓にしているのでちょっと色がついた感想になる事を先にお伝えしておく。本作はぼっち体質の主人公がTVに出ているバンドや父親の影響でギターを始める所が描かれ、その後3年がっちり練習するものの、バンドを組むことは叶わなかった。ところが、公園でサポートメンバに誘われてバンドに参加する物語だ。筆者お気に入りとなりそうな本作を紹介させていただく。

お父さんのギターをかりて練習を始める主人公。音楽が趣味っていいよねぇ。

1話概要

主人公は幼少期からぼっちだった。特に大きな理由は無く、気が付いたらボッチという幼少時代を過ごし完全なボッチ体質となる。そんなある日、TVに映るバンドマンが陰キャでもバンドは輝けると述べ、それを聞いて父親のギターをかりてバンドをめざして練習を始める。

主人公のボッチの歴史は長い。
TVに映るバンドは誰をイメージしていたのだろう、わかった人は教えて欲しい。

しかし体質のせいもあってバンドを組むことなく中学を卒業する。3年間自宅の押し入れでギターの練習だけしていたからか、動画サイトで登録者数3万人の腕前までに上達する。

絶対に友達と写真を撮る所で家族と取るぼっち。
3年でネットで評判な”ギターヒーロー”を名乗る投稿者になるぼっち。すごいぞぼっち、普通出来ることじゃないぞ。

声をかけられるかもしれないと、高校でギタリストをアピールをするも、普通に痛いクラスメイトになってしまう主人公。そもそも誰からも声を欠けられることが無かった。

痛可哀そうなこのくだり。気持ちはわかる気がするぞぼっち。

帰りに公園で、後に加入することになる”結束バンド”というバンドのサポートメンバとしてギターの役を担うことになる。初バンド・初ライブで緊張するもギターの腕には一定自身がある主人公。しかし、個人の腕はよくともバンド目線では下手糞で作品ではミジンコ扱いされる。

ちょいちょいこういう風に解説してくれるのかもしれない。
プランクトン後藤の様子。

自宅の押し入れが再現されているようで、段ボールの中なら落ち着くらしく、段ボールの中からライブに参加する主人公。

かわいいボッチ。
ボーカル不在のインストバンドだったようだ。

ライブは虹夏の友達しかいない小規模なものだったこともあり、成功かどうかは特に議論されることは無く、これから頑張って行こうということで幕を閉じる。ライブの反省会兼歓迎会に誘われるが、断って帰宅する主人公。気持ちは分かるがそこは頑張ろうぼっちよ。

バンド『結束バンド』のGuitarになるHITORIこと青山吉能演じる後藤ひとりだ。作中でもあだ名でぼっちと呼ばれるっぽい。
すっごい盛り上がった後に「あ、帰ります」って言いたくなる奴ね、気持ちはわかるが頑張ろうぼっち。

HighLight

最近何かと名前を見るCloverWorksという事もあり、そもそものクォリティは高い。キャラクターデザインやその表情はきらら作品の空気を残した、見やすく可愛らしい仕上がりを踏襲しているが、背景や特に音楽施設についてはかなり力が入っている。見る人が見ると荒いことに気づかれてしまうからだろうが、なかなか取材している努力を感じる。

実際に下北沢にある場所のようだ、知っていたら良かったのだがもちろん行った事がない。背景すご。
忘れていたので紹介。左がbaseのRYOこと水野朔演じる山田リョウ、右がDrumのNIJIKAこと鈴代紗弓演じる伊地知虹夏。ボーカルは最後に

アニメーションは良く動くし、4コマ漫画らしく細かい起伏が多い。クスっとなるようなやり取りも結構あったので、「何も得るものが無い」ときらら系を敬遠する人にも、いつもよりはオススメできる。これでダメだったらダメでOKだ。

多彩な絵柄を入れてくれるスタッフ。見ていて退屈しない工夫だ。余力を感じる。

この手の作品はキャラクターを好きになれるか、そのきっかけがあるかが結構大事だ。けいおんやラブライブなどの様に歌がきっかけであったり、ブーストの機能を果たす事は多く、曲のクォリティは気になる所だ。ボーカルの長谷川育美はなんと1話は一瞬しか登場しない、でもOPよかったので大丈夫。

後にボーカルになる長谷川育美演じる喜多郁代。OPでは歌ってるんだけどね。

LowLight

本作には短所などない。あるとすればきらら系は見ないとポシリーを持っている視聴者が一定数いること、そこからの支持は得られない事だ。お互いの考えを変えようとする必要はない、居心地よくすみ分けよう。

まとめ

暫定評価についてはトップページにて確認して欲しい。長谷川ファンボということもあり結構な期待を寄せている。願わくば読者も一緒に楽しんでいただけると幸いだ。なんだかんだ、明るくフワフワしたキャラクタになりがちなきらら系で、本作の主人公の”陰キャっぷり”は目を見張るものがある。SNモッピーが教えてくれたがメンバの苗字はアジカンのメンバと一致するそうだ。ゴッチならぬボッチ・ザ・ロックということだろう。作者の趣味も期待できそうで、長谷川育美のアジカンやフジファブリックが聞けるなら嬉しいのだが、、、

我々世代のバントといえばアジカン。

余談だけど見出しつけたほうがSEOに強いと聞いてつけ始めたよ、読みにくかったらゴメンね

最終話感想は執筆中なんだけど、先に曲に対するラブメッセージを書きました。ファンは是非読んで欲しい記事でございます。

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