【2022秋アニメ】新米錬金術師の店舗経営【1話感想・評価】

公式サイト:TVアニメ「新米錬金術師の店舗経営」公式サイト (shinmai-renkin.com)

【1話感想・評価】 期待度★☆☆☆☆

なろう系出身のファンタジア文庫が送る本作品。怪しいワードが既に二つ出ているが、女性主人公の作品はそこまで不快な思いにならないという定説があるため、ある程度前向きに見ていきたい。1話時点では完全に導入なのでコメントしづらい所はある。ちょっと画像多めであるがままの思いを書くことで、視聴対象と成りうるかどうかを読者に判断してもらおう。

この作品を表現するなら「俺がこの作品に言いたいことなんか何もねぇよ この作品で視聴者に言いたいことがあるなら1話で言わんかいこのボケ」

突如現れた呂布カルマは置いといて、まずは作品の設定と1話の内容を紹介しよう。
主人公は錬金術で店舗経営する両親のもとで育ち、とある日両親は盗賊か何かに殺されてしまう。その後孤児院で自ら勉強漬けとなった主人公は両親のように自分で店を持てる錬金術師になることを目指す。

幼少期の回想から始まる。
孤児院に寄付をしてくれる錬金術師に期待が膨らんでいく主人公。どうみてもそっち系の団体の方だ。

実力があれば平民でも孤児でも入れる名門学校に入学する。ちゃんと卒業できるのはなんと入学者の1/10らしい、どう考えてもカリキュラムか入学ボーダを見直すべきだ。ロクな学校ではない。友人は少なかったが良き師匠と出会い、卒業試験を首席で合格して無事錬金術師となる。

杜撰な試験用の素材不備も乗り越え、うまくやってしまう優等生主人公。ほらみろロクな学校じゃない。

学生時代に貯めたお金で本来750万する本を師匠経由で勝ってもらうことで500万で購入することが出来る。統一教会もびっくりのあくどさだ。ちなみにこの本は錬金術の全てをまとめた本らしい。

知識は分け与える、という人類の原則を完全無視した高額設定の錬金術書物。生娘の貯金が吹っ飛んだ。

最後は田舎の荒れた物件を契約させられた主人公が自分の工房兼店舗にたどり着いた所で終了。最後には仲間になってくれそうな女の子もチラ見せしてくれる。

ここでの経験がきっと君のためになると、ド田舎に送られる主人公。人はこれを”やりがい搾取”とよぶ。

概要だけ聞くと両親が殺され、宗教団体に育てられ、3000万の聖本を買わされたのちに、不良物件の契約とド田舎での労働が始まる生娘の物語だが、作風は至ってポップな可愛らしい内容になっている。錬金術と聞くと鋼の錬金術師が出てくるため、本作の錬金術のシーンを見るとちょっとしょぼい。魔力を込めたマジカル鍋にしか見えない、鍋の錬金術師だ。

ヴォエッ!!!

錬金術師はあくまで設定なので、基本的には素材集めや人助けをする日常物なのだろう。キャラクターデザインもそこそこで主人公も素直で癖のない可愛い少女だから見ていてイライラはしない。特別興味を引く要素はないため、冒頭の呂布カルマが言っていたように何も言うことが無い。

個人主義の師匠。田舎の貴重な素材を送ってもらう狙いのようだ。

女の子4人揃ってからは脳死美少女動物園が始まるかもしれないので、そっちの方向性を期待して10%くらいの集中力で作品の展開を静観したい。読者はこれを見るならほかの作品から先に手をつけて欲しい。今季22番手くらいになる予想だ。

果たして生娘の運命やいかに。

最終話感想はこちら:

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