【2022秋アニメ】アークナイツ 黎明前奏【1話感想・評価】

公式サイト:TVアニメ『アークナイツ 黎明前奏』公式サイト (arknights-anime.jp)

【1話感想・評価】 期待度★★★☆☆

はじめに

遅れて放送されるゲーム原作アニメの内の1つがこちら『アークナイツ』。一応11月3日に艦コレの2作目も放送される予定。あっという間に一大勢力となったYosterが送る本作品。アズールレーンに続いて2つ目のYosterアニメだが、今回から制作会社がYosterPicturesに変わっていた。CMが飛び交っているブルーアーカイブもアニメ化する気満々のようだ。

YosterPictureだが原画マンは第2まで全て日本人だった。「でも」と言うのか、「だから」と言うのか、クォリティが高い。中国でソシャゲときたら結構金を出してそうな印象だがどうだろうか。

気になる出来の方は結構よさそうな具合だ。30分全編でシネマスコープが入っており、綺麗な絵柄に良く動くアニメーションだった。ソシャゲアニメは基本的に低クォリティで地上波に突っ込んでくるが、最近の有名タイトルはその限りではない。この作品もそっち側のようだ。

シネマスコープはまどかがOP前までやっていた、上下に帯が出るあれだ。シリアスな作品使われる視聴者を引き込ませるような表現手法だ。

1話の概要

物語は主人公というかプレイヤーに位置する「ドクター」と呼ばれる人物が目覚める所から始まる。目の前にはCMでよく見るウサギ科のような少女”アーミヤ”が立っていた。ドクターが何処でなぜ眠ることになっていたのかは分からないが、敵地or戦地のド真ん中らしく逃げる必要があるようだ。

主人公が目覚めるとアーミヤが目の前に立っていた。しかしゆっくりできる場所は無くて逃げる必要がる。

窮地にはドーベルマンと呼ばれる眉毛が面白いキャラクターが現れる。スレッタマーキュリーといい面白眉毛トーナメントを開催しようか。

種崎が演じるドーベルマン。アーミヤっていうのも何か動物系の名前なのだろうか。

戦地では一般人もが手にかけられているようで、アーミヤも心を痛めていた。そんなところに危険そうな親子を見かける主人公一行。天災まで数時間と時間がないと、救助をあきらめようとなるが、主人公がやる気満々になったことでアーミヤが救助を決断する。どうやらこの少女が小隊の指揮権を持っているようだ。

伝わらないのを承知で言うがamazarashiのジャケットを全て凝縮したようなデザインの主人公だ。

救助には成功するが、母親には冷たく扱われ、親子は立ち去ってしまう。

一般市民でもこのデザインらしい。絵柄の綺麗さが伝わる気がする。

ここでアークナイツ初心者のために世界観を説明しておこう。様々な種族が存在するこの惑星では「鉱石病」が問題となっている。この原因となる鉱石は接触し続けると「鉱石病」を発症するが、動力としても使えるらしく恩恵もそれなりにあるようだ。アーミヤは「鉱石病」感染者で組織された『レユニオン』という組織であり、主人公のドクターは『ロドス』と呼ばれる悪の製薬会社に所属しているようだ。また、この惑星では天災というなんかやばそうな物も存在しており、主人公達は天災から移動要塞で逃げているとの事。

レユニオンに加わる元ロドスの主人公。ロドスが悪なのかどうかはわかりません、適当言ってすいません。

全部wikipediaに書いてあったことだ。私はこの作品とは、はじめましてだ。

親子を救った後に「鉱石病」について説明がされたあとで1話が終了となる。「鉱石病」は最終的に石になって破裂し、その時に「鉱石病」を移すことになる何かしらをまき散らかすそうだ。爆散するまではヒトヒト感染は無いらしいが、感染者は非感染者に差別される・避けられているのだ。助けた親子にも避けられたのはこれが原因のようだ。

令呪の様に見えるが、病気だ。

最後に大事なことを伝え忘れていた。このドクターと呼ばれる主人公。指揮能力は健在だが、記憶喪失となっている。レユニオンとロドスは敵対組織なのにアーミヤは主人公と面識があったようだ。何が起きているのか、さっぱり分からない。

沈黙のパレードを見た後だったので、湯川教授風に締めてみました。ついでに思い出したSMAP×SMAPのガリレオパロディ、ゴロレオを張っておきます。クソみたいな数式書いてるくだり好き。

HighLight

大きく2点あるが、まず1つめは絵がめっちゃ綺麗。ウマ娘のヒットに被せているのかと言いたくなる獣耳シリーズだが、中国大企業Yosterなので驚きはない。ソシャゲアニメ特有の有名声優のオンパレードも期待されるので、この絵柄が続くのであれば結構期待できる。

絵が綺麗でかわいい、そこは間違いない。

2つ目はかなりダークなストーリー展開を見せている事だ。ソシャゲアニメはゲームの宣伝を目的としたキャラの紹介メイン。既存ファンへのファンサービス的な描写に偏ってしまい、新参者はそっちのけで進めることが多いが、今回は丁寧な立ち上がりを見せてくれた。キャラの強いバカみたいな見た目のキャラが、クソみたいなボケをかますわけではなく、至って真面目に・丁寧に物語を始めてくれた事は好感が持てる。

右の仮面みたいなのがリユニオン?の皆さん。

LowLight

絵柄は綺麗で世界観も気になるものがあり、これがオリジナルアニメだったら手放しで褒めれたのに、と思ってしまうのがソシャゲアニメの辛い所だ。爆発的に面白くなることも話題になる事も望めない。知らない携帯ゲームのアニメを見てみようという物好きは、多忙な現代人には少ない。ソシャゲアニメは去年Tack.opと言うアニメが結構良かったので、あれと戦えるくらいの作品になる事を期待したい。

本来のゲーム画面はこんな感じらしい、もちろんやったことは無い。

まとめ

結論を先に言うと今季10本くらい見ている人なら、追加して見る事としても良いと思う。まとめなので同じこと言うが、ソシャゲアニメという事を除けば文句は全くない。ただ、Yosterなんて関係ねぇ!めっちゃ面白そうだからオススメ!と言えるほど惹かれる物は感じなかった。

ゲームアニメの良い所はやはり、それなりに完結してくれる所。世界観全ての完結をすることは絶対にないが、当面の問題くらいは片づけてくれる。ソシャゲアニメ界という細かい世界でTOPの争いをする可能性があるので私はそれなりに期待して見る事としておくが、、、

絵柄は綺麗なんだ、前向きに見る事にしよう。

今後に期待しております。

最終話感想はこちら:

タイトルとURLをコピーしました