公式サイト：TVアニメ「転生したら剣でした」公式サイト (tenken-anime.com)
【１話感想・評価】 期待度★☆☆☆☆
転生したら意外なものだったシリーズの第？弾「転生したら剣でした」。出オチ感がちょっと強いタイトルで心配でしたが予想通りすぎた。「蜘蛛ですが、なにか？」ってアニメをご存じだろうか。あれの親戚。というかほぼ一緒。もはや同一人物。1話の最後には一応剣の持ち主の黒猫族の女の子が出てくるので、これから差別化はされるが作品の根っこは同じ。ノリとか設定とかターゲット視聴者層、何から何まで同じ。蜘蛛ですが？を楽しめた人は楽しめる、楽しめなかった人は無理。少なくとも一話の印象はこれだった。どの辺が無理なのかせっかくなので触れていく。記事の構成はちょっと雑めで申し訳ないが、”1話の展開”とそれに対する”良い所悪い所”を交互に書いていく事とする。
主人公はどんな設定に転生したかと楽しみにしながら、目を覚ますと剣だった。終わり。ではなく、この剣自身が動くことが出来て、浮遊とかそんな感じの便利スキルを手に入れて自ら敵を倒していく。そして倒す旅にスキルを習得していく。
まず、初期段階で転生を前提にしている導入が嫌い。俺は転生してしまったのか！？というくだりを描くのが面倒くさいならもう転生物書くなよ。剣の移動に活動時間があるとか言った直後に、その制約が無くなるスキルを得る描写。さっきの説明何だったんだよ時間返せよ。
その後どんどん倒す敵が強くなっていく剣。きっとこの剣を手にした者はとんでもない力を得るのだろう。しかしなかなか持ち主となる者は現れない。その事を描く剣。
「三木眞一郎好きだからずっと聞いていられるわー」っていう人が居そうだけど個人的には無理。例えどんな声優であってもつまんない作品はつまんない。どんな有名企業が出してても、糞サービスは糞サービス。それと一緒。そもそもそういう発言は作品見てないのと一緒なので。”作品の話をしてるなら”基本無しでいきましょう。
作中では一ヵ月後に持ち主となる加隈亜衣演じる女の子フランが登場。奴隷として働かされていたフランだが、剣と出会いその時に奴隷契約も剣に何とかしてもらう。少女と行動を共にすることとなり１話が終了。
女の子が出てからは普通の作品らしくなってきた。後半数分しか登場していないので正直なところ未知数。
作画全体はどうだっただろうか、あまり印象に残らなかったが良く動いていた印象はある。CGも少なくほぼ全編で手書きだったように思う。内容の方はというと相変わらずステータスやスキルの話で尺を稼ぎ過ぎだ。面白いアニメは時間を無駄にしないが、私目線ではこの作品は無駄が多すぎる。
１話の印象は最悪もいい所だが、この少女との話でなんとかできる可能性は０ではないので期待しないで視聴を続けることとする。諸君の貴重な時間を無駄にしないために他のアニメを検討すべきだ。
