公式サイト:継母の連れ子が元カノだった
【最終話評価・評価】点数:69
サイト立ち上げが9月だったため9話くらいまでの感想は下記に記載している。是非目を通していただきたい。
話の持って行き方がどうするんだろうと気になっていたのだが、要するに主人公の心の中に居座る元カノ(自分)を超えてその座を奪い取ろうとする日高里菜演じる結女の物語だったようだ。それでサブタイトルが”昔の恋が終わってくれない”だったわけだ。なるほどなるほど、最終話までいまいち呑み込めなかったがこれは確かに他では見たことない設定だ。最終話になるまで話の趣旨がわからなかったけど。
最後まで絵が崩れることは無く、夏祭りの雰囲気とノスタルジックな印象を与える空気作りは最終話らしくファンの方には満足のいく最後だったのではないだろうか。とはいえ残りの話は主人公が懐柔されるまでの道のりだけだからやっぱり話を作るのは難しそうな印象だった。この作品に満足した方はここでブラウザバックしていただきたい。食い違う意見など見るだけ損だとは思わないだろうか。
いやー、ちょっと気持ち悪かったかな。終盤の男女の掛け合いとか、この作者のセンス全然好きじゃないです。1~2話感想の方ではこの作者の別の作品なら見てみたいと申していたのですが、撤回させていただきたい。なんだろうな、形容しがたい気持ち悪さが満ち溢れた作品に感じたのは私だけでしょうか。オブラートに包んで表現すると、高校とかで探せば深い闇の中で存在していたかもしれないオタクカップルって感じがしましたね。多くは言うまい。
この作品にはまっちゃった中高生の未来が極めて危ない。深くハマった人ほどヤバイ。もう取り返しがつかないくらいの男性が、空想・妄想としてハマるなら一向にかまわないけれど。あのダウナー系というかやれやれ系のカップルって、ハマらなかった人から見るときついものがありますね。まぁでもカップルってこんなものなのだろうか。
作品としてのクォリティは決して低くなかったが、ワンマンヒロインの恋愛ものというジャンルは市場がそこまで大きくないんですよね。できること少ないからね、式守さんとかトニカクカワイイとか。式守さんはちょっと違うか。というかロクな主人公いねぇな!滅んじまえこのジャンル!!