【2022秋アニメ】恋愛フロップス【1話感想・評価】

公式サイト:オリジナルTVアニメ「恋愛フロップス」公式サイト (loveflops.com)

【1話感想・評価】 期待度★★★☆☆

はじめに

なんと、こちらオリジナルアニメの『恋愛フロップス』。フロップスといえば浮動小数点演算の指標だが、恋愛に対してどれだけ処理することができるか、みたいなテーマの作品なのだろうか。ベンチマークテストのようなタイトルを掲げているだけのことはあって1話から怒涛の展開だった。絵柄もちょっと綺麗なのだが、いわゆる中身無い系のアニメだ。深夜アニメを見て「中身が無い」と文句を言うのも滑稽な話だ、これはたまに中身がある深夜アニメがいる事の罪深さを表しているに他ならない。

1話概要

いつも通り1話の流れを紹介しておきたい。

登校中主人公は黒髪の少女と曲がり角でぶつかってしまう。

こちらが伊藤未来演じる、和泉沢愛生さん。日本人。

電車に乗ると肉体派初音ミクが隣に現れる。電車の揺れでうっかり胸を触ってしまい、直後に中国拳法が繰り出される。

こちらが金元寿子演じる白夢華(バイ・モンファ)。目が座っているが寝起きなだけだ。こいつは中国人。

階段から落ちてきた明るい髪の女の子に馬乗りにされる。ドイツ人らしいし、モデルをやっているらしい。

高野麻里佳演じるカリン・イステル。

公園ではヘッドホンを付けた竹達がブラジャーを追っかけて走っていた。それを手に取ってしまった主人公とちょっと揉めてロボに引っ張られて竹達は退場する。アメリカ人らしい。

どの辺がアメリカ人かわからないが、竹達彩奈演じるアメリア・アーヴィングがこちら。

同じ公園で犬に腰を振られている少女に助けを求められる。代わりに犬に襲われることで助けてあげた。ブルガリア人らしい。なんか学校では男を名乗っているのか男扱いされている。

最後が高橋李依演じる、イリヤ・イリューヒンだ。

もちろん遅刻してしまった主人公。学校に着くと今朝の転校生4人が自分の周りの席を埋めていた。肉体派初音ミクは担任教師だったようだ。主人公が顔芸を披露して誤魔化すも、今朝の男だとバレてしまう。

肉体派ってワード結構好き。おじゃる丸でしか使われてるとこ見たことないけど。

各ヒロインと学校内でもう一度話す機会があり、それぞれと誤解が解消できた様子が描かれている。ラブコメ作品のヒロイン紹介としては満足レベルの仕上がりだ。

最後は手紙で呼び出された主人公が、ノーパンヒロインに告白された所で1話が終了。

こんな告白シーンがあってたまるか。

HighLight

肝心の主人公の質だが可も無く不可も無かった。一言も褒めてはいないが、恋愛アニメでこの手の主人公は本サイトでは”長所”として定義している。なんで俺が的な主人公であり、根暗でも嫌味なやつでも無いように見える。そしてバナナケースを持ち歩いている。エッチジャンイイネの使い手のアニメでバナナケースを持ち歩いているのは、銃刀法違反も良い所だ、これから何をするつもりなのだろうか、無限の可能性に期待したい。

なぜバナナを持ち歩くんだい?

1話で笑いを取りに来られると、普段は真顔になってしまうのだが、口角が上がらないくらいに面白いシーンはあった。だいたい主人公のポケットから何かが出てくるシーンだったけど。

絵柄というか画面は結構綺麗だ。目の書き込みが綺麗なパッショーネらしい絵柄。パッショーネと言えば合法エロアニメを制作していると言ったら過言な会社で、胸とかケツとか下着とか唇とかそれ乳首ですよね?といった描写が多い。紳士の制作会社だ。興味がある人は覗いて見て欲しい。

ロボにブラジャー取られたからこうなっているのか、気づかなかった。

LowLight

本当に好みの範囲なので読み飛ばして欲しい。何かと言うと、キャラがね、しっくり来ていない。「お前恵体信仰委員会の人間だろ」と指さされそうだが、肉体派初音ミクしか及第点を取っていない気がする。メインヒロインの髪留め?のピンがちょうど眼鏡の上に来るので完全に赤影なのだ。放送中いったい何人が赤影参上と口にしたのだろう、結構いるはずだ。

赤影ヒロインが眼鏡と髪型変えれば、良い傾き方をするかもしれない。

転校生5人、内4人は外国人!となれば素人でももうちょっとわかりやすく人気が出そうなデザインを作る気がする。小ボケと弱パンの連打しかやることが無いんだから、オリジナリティのあるキャラにしなくても良かったんじゃないかなぁと思うが、、、。キャラ5人出して全部人気出るって難しいんですかね、やっぱり。

まとめ

今季はこういうわかりやすい作品がいつもより多い気がする。「俺はこれ(女の子の品揃え)とこれ(微エロ)で戦う」という意志を感じる作品達だ。今季では「宇崎ちゃん」「夫婦以上、恋人未満」「不徳のギルド」あたりと比べることになる。(宇崎ちゃんはちょっと違うけど似たようなものだ)序列はTOPページのスコア一覧を見て欲しいが、全パラメータで不徳のギルドが若干優勢だ。

キャラクターとか声優とかでピンポイントで刺さる人は大喜びのアニメだ。まずは作品を楽しむためにキャラクターを好きになる所から始めたいと思う。最後に非常に重要なポイントだが、この手のアニメにしては珍しくオリジナル作品なのだ。この出来だと2クール目は無いので(無慈悲)、完結するであろう事は加点要素だと私は思っている。

人気出てて続編!ってことは無いだろう。ハーレム落ちかは分からないが、この手のオリジナルがどうなるのか気になる所。

あ、そうだテンポだ。このアニメはテンポが速い。悪く言えば雑なんだけど、コンテンツの消化が早い視聴者にちょっとマッチしていてそこは良い所かなとは思っている。

タイトルとURLをコピーしました