【2022秋アニメ】アキバ冥途戦争【最終話感想・評価】

公式サイト:TVアニメ「アキバ冥途戦争」公式サイト (akibamaidwar.com)

【最終話感想・評価】点数:73

はじめに

ファッションじゃない方のカオスアニメがこちらの『アキバ冥途戦争』。じゃあファッションの方のカオスアニメは?というのは別の記事のお話。P.A.WORKS×Cygamesという名門同士のコラボであったがアマプラに無いのがそこそこ響いているのか話題になっている気配はない。というか携帯ゲームの宣伝が最終話と共にあると思ったのだが、無かった。え?無かったよね?

メイド×ヤクザの新感覚アニメだった。

先に結論を言うと面白かった。完全オリジナルということで、その未知性に放送前は期待していたのだが、1話を見て悪ふざけの類だと確信した。ふざけていると言えばその通りなのだが、真剣にふざけた作品を作っているので面白かったのだ。名門クラブ出身という事もあり、期待値が高かった事もあるのだが、逆に時代を逆取った設定は世の中にハマっている感じは無い。あと締め方も特殊だった。最終話について詳しく見ていこう。

1話感想はこちら:

我ながら1話の感想が適切だったように思う。世に出すもの全部売れちゃって調子乗ってますわこれは。

最終話周辺概要

この作品を語るには世界観を踏まえて貰った上で、お萌様まで遡るしかない。

システム的には福男みたいなもので、祭りでてっぺんを取ったメイドは1年間『お萌様』として祭り上げられるのだ。しかし、これは誰が頂点を取るかをケダモノランドが決めており、基本的には出来レースなのだ。

出来レースで勝つ予定だったライオン。

しかし、主人公達とんとことんの面々は台本を(店長の手違いで)読んでいないため主人公をお萌様を取らせてしまう。これに激高したケダモノランドが”絶縁”を提唱する。

なんやかんやなごみが優勝してしまう。
そして総帥がぶち切れで絶縁状が届く。

とんとことんを思う嵐子は取り下げを嘆願しに行く。なごみと共に凪総帥の元に行く。

嵐子はとんとことんが自分の家だと言い、仲間は家族だからと涙ながら土下座をする。

これまでの10倍のおひねりちゃんを出す事を条件に凪総帥は許してくれる。ここら辺までは普通に面白かったんだ。

『できます!ひねり出します!』

その後なごみとアクセサリーを楽しそうに買っている嵐子を他所のメイドがナイフで襲う。嵐子が命を落とすシーンで11話が終わる。

あまりにも一瞬の出来事。

問題の最終12話が始まる。嵐子が殺されたことによりなごみは黒ずくめの姿になる。かつてのなごみの雰囲気は無く、嵐子を殺したのが誰かを突き止めているようだ。

『ケダモノ共伝えろ。和平なごみは喪に服して、黒豚になった』

ちなみに犯人は2話で嵐子に潰されたつきちゃんのメイドだったらしい。凪総帥の企みでは無かったようだ。

喪に服したなごみはとんとことんの仲間と揉めて、嵐子との思い出の品を見て、再度とんとことんと和解をする。

そしてなごみは「メイド戦争を仕掛けましょう」と話す。メイドとして戦うということだろうか。

凪はあらためてとんとことんを潰すことにしていた。(なんでだっけ?嵐子がいなくなったら守っている義理も無くなったという事だろうか)

凪総帥の登場に対してメイドとしての対応をする。合計26人を招き入れる。ヤジが飛ぶ中とんとことんのメイドとして全うする主人公達。

なごみのダンス中に凪が発砲するが、なごみのパフォーマンスは止まらない。

なごみは凪に対して語り掛ける。そして凪はなごみに「お前は嵐子にそっくりだ」と告げる。そしてなごみに発砲。悲鳴を上げ、なごみの名前を呼ぶとんとことんの仲間たち。

そして凪総帥が頭を撃たれる。発砲したのは嵐子を殺したメイドだった。

最後に御徒町が研いでいた竹やりを凪に突き刺すシーンで終了。

EDのあとは36歳で車イスになってもメイドを続けるなごみのシーンで終了。

HighLight

絵が最高に綺麗であることと、個性の強いキャラクター達は物語が進むにつれてどんどん好きに成っていった。調教の回も野球の回もどうなるんだろうという思いは常にあったため、視聴時に退屈することは全くない。いつでも銃殺出来る・銃殺される可能性があることは作品に緊張感を生んでいた。

この人もあっという間に殺されていたし、誰が死んでもおかしくなかった。

任侠設定ありきの笑いも独自路線で良かった。調教回冒頭の『出頭させていただきます!!』とかね。

代わりに出頭するメイド。出所したら偉くなってるあれだ。

後半のまじめな路線も結末以外はとても良かったと思う。店をうろつくパンダについても意外と重めの内容でやってくれたし、特に総帥に絶縁を取り下げに貰いに行くシーンなんて最高よりの良かったシーンだった。それだけに最終話の終わり方が、、、LowLightに続くよ。

この辺はすごいよかったよねぇ。

LowLight

わっけわからねぇ。凪総帥が死ぬことでメイドの抗争時代に終わりが来るのはなんとなくわかるのだが、そこまでのプロセスがわからねぇ。やりたいことが理解できて、そのクォリティが低いとかならダメ出しが出来るのだが理解が出来ねぇ。

蘭子が死ぬところまでは任侠物なのでOKとしても最終話がわからねぇ。一つだけわかることはこの作品の終わり方を俺は支持できねぇ。

任侠物の映画を見た事が無い私だが、こういう終わり方は結構あるのだろうか?少し刺激が強いタイプのジャンルなのでこういうポカンとするような終わり方をしても不思議では無いのだが、、、今となっては知る由もない。

これがやりたい事だったのかは疑問だが「名門である自分達だからこれだけ好き勝手出来る」と言いたげな傲慢な態度とも取れる。実際この結末を見て「めちゃくちゃ良かった」というファンもいるのが実情だ。予想の外の外に落とす事が目的だったとして、なごみが生き残っている状況で締めているのも不思議なところだ。並みの逆張りシナリオライターなら全滅エンドにしている気がする。

実は色々とオマージュ、伏線、細かな描写を追ってみると緻密なシナリオが見えてくることがあるのかもしれない。製作スタッフのメッセージを聞けば作品の思いや考えをしる事が出来るのかもしれない。ただ、そうだとしても地上波内で完結できていないのであれば、あるいは視聴者が一度見た内容で汲み取れないのであれば、完成度が足りないと言わざるを得ない。と、私は思うのだがどうだろうか。(含みのある表現)

ねるらちゃんも元ネタとかあるのかしら。この辺も楽しめていたと思う。

まとめ

私の中の結論では「真面目に考えた方が負け」という感じだ。恐らくはメイド×任侠の所でやりたいことは終わっていて、姉妹関係のねるらちゃんが死んだり、うずこと嵐子の描写が終わったあたりでやりたいことは終わったのだろう。

なので最終話については考えるだけ無駄だ。論理的な思考でたどり着ける場所ではない。

この作品は絵が綺麗なのと刺激が強い内容であることから毎週見るのを楽しみすることが出来た、私はしないがリアルタイムでなんJ実況でも見ながら見ていれば相当楽しめる内容だったはずだ。

エースメイドゆめちも終盤は結局出番は少なかったね。

任侠映画が好きだったらもっと楽しめたのだろうか?いや流石にそこは守備範囲にはなってないですね。人気を出すとか、商業的に成功しやすい作品ばかり作ってきた会社だったから「やりたいことやろうぜ」と初心に立ち返ったのかもしれない。だとしてもやることがこれか、うーーーんこの。って感じだ。

毎週楽しませて貰いました、ありがとうございました。
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