【2023冬アニメ】氷属性男子とクールな同僚女子【最終話(12話)感想・評価】

公式サイト:TVアニメ「氷属性男子とクールな同僚女子」公式サイト (icpc-anime.com)

【最終話感想・評価】 点数63

【総評】そうだ、関西出身の声優にやらせよう。

はじめに

氷属性の主人公氷室君とクールな同僚のヒロイン冬月さんのラブコメ作品である、本作『氷属性男子とクールな同僚女子』。主人公が照れたりテンションが上がったりすると、氷属性の超常現象が起きる斬新な設定だが、周囲の人物も慣れっこらしくそこをメインにしたコメディ作品ではない。

心理描写をわかりやすくするためのイメージ映像では無く、実際に凍っているわけだからクレイジーな設定だ。意味不明な説明になってしまったが、本作は普通のラブコメ作品だと思っていただいて差し支えない。

出会いのシーンは緊張で主人公の足元が凍っている所だった。困惑した視聴者は多い。

HighLight/LowLightはもはや視聴者ならわかりきっている事だろう。先に作品全体の話をしておくと、動きのある映像ではないが、絵柄はそこそこ良い。偏差値50ドンピシャのようなクオリティだった。内容についてはこの後つらつらと書かせていただく。

1話感想はこちら:

最終話(12話)概要

簡単に最終話(12話)をまとめておく。

主人公氷室は任されているプロジェクトのために山形へ出張に行くらしい。同伴する事になったのは同じプロジェクトを任されている冬月さんが選ばれる。

一緒に出張する二人。普通現地集合では?

到着してからは静止画を3秒ごとに切り替えつつ、BGMを流しているだけのスライドショーが始まる。アニメーションとして手を抜いている事は言うまでもない。最終話でこれという事は、制作が結構きつかったのだろうか?そこまで感じさせなかったのは偉いが、、、

プレゼンのために出張だった様子。

プレゼンもうまく行き、絶好調だった氷室君は体調を崩してしまう。雪女の末裔である彼は熱が出てしまうと子供の様に体が縮んでしまうのだ。冬月さんは彼を急いでホテルに連れて帰る事にする。

アポトキシン4869ではございません。
もしかしてコナンファンって4869を暗証番号にしてる?(関係ない)

熱が出ている氷室君を放っておけないから同じベッドで寝るとか言い始める冬月さん。どういうこと?そのままベッドで寝るとかソファで寝るとか揉めた後にベッドに二人で倒れこむ。(事故)

クールな同僚は冷静さを取り戻し、コンビニに買い出しに行く。もどってくると氷室君は眠っていたようだ。なので手はず通りソファで寝る事に。

朝起きると氷室君は健康な大人に戻っていた。冬月さんが氷室君に寝不足を指摘すると「クライアントにフォローするメールを書いて徹夜していた」と謎の嘘をつく。

東京についてからは回想シーンが差し込まれる。出会った場所に戻ってきた二人はこの1年間を思い出していたようだ。

ここでは過去映像のスライドショーが始まる。冬月さんは昔から大人しく、仲のいい友人がいなかったらしい。それが、氷室君に出会ってからは友人が出来た良かったと感謝を告げる。氷室君も同じ思いだったようだ。

最後はオフィスに戻ったら同期が花見の計画を立てていた。エンディングと共に花見をしている映像が流れて終了だ。

墨田テラスにシート引いて花見するのは流石に邪魔過ぎる。

HighLight

冬月さんが可愛い、とにかくここに尽きる。クールな同僚という肩書の通り大人しい、感情の起伏が小さい女性が描かれている。かなり常識人な上に絵柄もあいまって”可愛い”よりも”美人”なOLになっている。ちなみにこの他にも、狐森さんと音無さんという女性陣もあらわれ、彼女達も可愛い仕上がりになっている。女性向け作品の女性キャラが可愛い典型的なパターンだった。

音無さんもまぁ可愛いかな。

LowLight

女性向け作品の勝ちパターンに入っているにも関わらず、評価を著しく悪くしている原因は言うまでも無く男性陣にある。冴島さんだけは普通キャラクターで良かったが、もう一人の火鳥くんはネタ臭が濃い目だった。彼らは出番が少ないからまだギリギリセーフだ。

ネタ臭がすごい火鳥くん。

この作品最大の過失は主人公氷室君の『関西弁悶え』である。冬月さんが可愛いのでその度に「可愛すぎるやろ~~」とエセ関西弁で身悶えするわけだが、それをみて視聴者男性はウザすぎて身悶えする事となる。

冬月さんの可愛さに身悶えするのは男性視聴者の役割であるにも関わらず、視聴者が「冬月さん可愛い!」と喜ぶ時間に“悶絶する氷室aka超常現象”が流れているわけだ。これにより男性視聴者は絶対的な同族嫌悪を感じて死ぬ。この絶望的な低クオリティのエセ関西人が作品を壊しに来ているのだ。

関西弁キャラが起こす悲劇である。

さらに問題の本質はその頻度にある「冬月さん可愛すぎる」、「めっちゃええこやん」、「ほれてまうやろ~」と短いスパンでエセ関西弁カスのセリフが差し込まれるので3分に一回電流を流されるような拷問のような体験となる。この点は本当に良くなかった。

まとめ

本作はもともと「冬月さんの可愛さに悶絶しているが、それを表面上隠しているのに、雪男だから超常現象として表に出ちゃっている」というアンバランスなギャップを楽しむ物だったと推測される。そのため、氷室君が好きな女性視聴者は楽しむことが出来ただろう。男性視聴者については一度氷室君が気になってしまったらその後は3分に一回電気が流れる事になる。

Twitter漫画だったらしいが、流石に原作ファンもこの低クオリティエセ関西人には文句を言った方がいいんじゃないか?主人公を演じるのは小林千晃だが、神奈川県出身らしい。関西出身で関東生活の長い私すら違和感を感じるので、生まれも育ちも関西の方は心底腹が立つんじゃないだろうか?

この作品は音声無しの方がよさそう。

であいもんの時と同じだ。このエセ関西人問題についてはもっと真面目に向き合った方が良いぞ製作委員会。

悲劇は繰り返されると思いました。お疲れさまでした。
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