【番外】30歳未経験からエンジニアになる道筋と着地点※9/30追記

【番外】の投稿は消費カロリーが高いので数日に1つとしている私だが、事情があって急遽本記事を書くこととした。エンジニアとして働く事の魅力とその大変さ、その一部を本記事で表現したい次第だ。現在エンジニアとして働く人に向けて「外資系企業」を選択肢にいれること、具体的にはAWSについては別記事に書いたため一応下に張っておく。

急ぎ執筆したため遊び心0のつまらない内容だ。いつもの愉快なノリは無いと思ってくれてよい。

 

まず、最初に結論を言うならば「やってやれないことは無いからやってみるべき」というのが私の結論だ。30歳中盤にもなってしまえば、流石にもうチャンスは無くなる。エンジニア経験者からすれば、「めちゃくちゃ大変だし辞めておけ」、「元々ITに興味が無かった人がいまさら何を、IT業界には既に中学生からITにのめりこんでいる人がゴロゴロいる」と警鐘を鳴らして立ち去ることは簡単だが、それは我々のやり方ではない。

 

新しいことをチャレンジする人に提供できるだけの全ての情報を受け渡し、背中を押したい気持ちをぐっとこらえ、本人に全ての判断を委ねるのが我々のやり方だ。そうだろSNモッピー(無茶振り)

 

 

本記事ではエンジニアになるという事はどういうことか、その次に、各会社のポジションと具体的な給与基準を明記させていただく。気になる労働環境についても書いて、その後にエンジニアとしての着地点を松竹梅で紹介したい。

 

 

私個人の感覚と事実が入り混じった記事になっていることをあらかじめ、しっかりと認識してほしい。事実ですら私の頭の中の事実に過ぎないが、現実にエンジニアとして働いた人間の事実として一定役に立つはずだ。

 

 

はじめに

「やってやれないことは無いからやってみるべき」という結論について書かせていただく。私の会社では水曜日の13時半からフリーディスカッションの場がある、実に外資系らしい。勝手ながら「30歳からエンジニアを始める道筋は何か」を議題として議論をしてみた。この結論は私自身が考えていたことであり、ディスカッションに参加した大多数の意見と一致したことを伝えておく。この結論に至った根拠を記載する。

 

 

1つ目は”絶対的な実力主義である事”だ

普通の企業であれば年功序列であり、あらゆる仕事で年長者・経験の長いものが発言権があり、上長が決定権を持っている。どの会社でも優秀な人間がある程度優遇されることはあるだろうが、エンジニアではそれが顕著だ。

 

エンジニアではそのプロジェクトにおいて「最も詳しく・最も問題を解決した」者が発言権を持つ。どれだけ立場が強い人でも、そのプロジェクトや問題について正確な情報をもった人間の情報を参考にして、判断をくだす。これほど実力のある人間に目線が集まる職業を他に知らない。この事実から伝えたいことは、常に勉強を続ける人間だけが成長し、評価されるということだ。

 

もちろん給料については、ほとんどの日系企業で年功序列になっているが「転職を重ねること」を前提に、「業界全体」で見れば、「実力があれば待遇も得られる」という事が”事実”であると理解してもらえるはずだ。

 

 

エンジニアというものはマラソンに近い、スタートアップ時の覚えの早い遅いはあるだろうが、最後まで足を止めることを辞めなかった人間が、常に勉強を続ける人間が最後に勝つ。逆に言えば「続けることができれば絶対に勝てる職業」と言って良い。なぜならほとんどのエンジニアは最初の4,5年で平社員として、職務を全うできるだけの実力を身につけた時に足を止める、勉強することを辞めるからだ。職場で十分活躍できる状態になってなお足を止めない人間は、私の体感では数%しかいない。(私が生活していたレベルでは、と付け加えておく。)

 

 

事実として、現役エンジニアのほとんどが最初の5年6年程度で身に着けたスキル、いわば減ることのない貯金で生活をしている。仮に30歳でスタートしても35歳、36歳には十分一人前のエンジニアになることができる。ちょうどその30代後半から半数程度がマネジメントの分野を学んでいくことになる。

 

 

ちなみにここでの「勝ち」は、知識量、労働環境、給料で上に立つことを意味する。多くの人よりも前に進み、これらを選択できる立場になったその時に、あなたが欲しい物を選んで転職すれば良い。

 

 

35歳でエンジニアを始めれない理由はここにあるように思う。多くの会社の需要が、35歳からは平社員ではなく、マネジメントができる人間になってくるからだ。

 

 

少し年齢の話に脱線してしまったが、ここで言いたい事をまとめる。

・エンジニアは絶対的に実力主義であるということ
・エンジニアは継続して勉強する人間が最後に勝つということ
・現役エンジニアとは「10年」という月日ほど大きな差はない
 →その理由は「大半のエンジニアは勉強のペースを著しく落とすから」

 

 

 

前提条件

耳が痛くなるだろうが、この話には常に前提条件が付きまとう。私の考える前提条件を2つ取り上げる。

 

①あなたが勉強を続ける人間であるということ
②あなたは今後転職を繰り返すことを覚悟した人間であること

順番に見ていこう。

 

まずは①について。仮にあなたがどこで足を止めることになっても生活することはできるだろうが、どこで足を止めるかという所は非常に重要だ。本記事の最後の松竹梅についても関わってくる。同然足を止めるのが早ければ早いほど、市場価値の低い人材となり、給料は少なく、待遇も選べない

 

多くのブラック企業が世の中に存在するが、ITのブラックさは目を見張るものがあるのは聞いたことがあるだろう。エンジニアという道で良い着地点を目指すなら勉強を続けることが絶対条件だ。

 

 

次に②について。
エンジニアという職業はその性質上、常に人材不足だ。後述する全てのレイヤの企業が求人を出している。中小の中でブラックな企業も、天下のGoogleでさえも求人を出している。年中だ。少し心苦しいが未経験で入った企業が楽園になることはない。社内での昇給などたかが知れていることと、日本企業の中抜き構造から下にいればいるほど、そもそもの金額が少ないからだ。あなたがエンジニアという道で良い着地点を目指すなら、複数回、少なくとも2回は転職することになることを念頭においていて欲しい。

 

エンジニアになる転職で1回、エンジニアとしてステップアップする転職でもう1回だ。

 

 

 

余談①

勘違いさせるといけないので私の中で勉強の定義をしておこうと思う。ITは常に新しい技術・製品・サービスが今後も出続ける。業務の中で新しいことをする時全てのエンジニアが勉強することになるが、私はこれを勉強とは定義していない。

勉強とは常に業務外の時間で業務にかかわること、コミュニケーションに関わること、金銭事情にかかわること、世界的なITの情勢に関わること、これらの知識を身に着ける時間を持つことに他ならない。他者と同じペースで走っていて他者より前に行くことも、他者より良い着地点に着くことも絶対にないという話をしている。出遅れた経緯があるならなおさらだ。

 

会社の立ち位置とその給料

スピリチュアルな話が多くて恐縮だったが、あらゆるサービス、製品を踏まえた各会社の立ち位置とその給料を見ていこう。

 

 
私はこの業界を以下のような3つに分類している。未経験のエンジニアはほぼ確実に③から始めることになると先に伝えておく。

①発注する会社
②受注する会社
③どちらにも属さない会社

 

 

これら①、②、③すべてにエンジニアが存在する。ついでに感覚として給料もざっくり書くことにする。順番に見ていこう。

 
※特に給料については感覚だ。転職時血眼になって他社の給料を調べていた私の感覚だから多少信用してもらってよいはずだ。

 

 

①発注する会社

これは具体的には情報システムを指す。
JR東日本ならJR東日本情報システムというIT会社が存在し、明治安田生命なら明治安田生命情報テクノロジーという会社が存在する。彼らは親会社のIT部門を一身受け持つ職業であり、いわばエンドユーザがサービスに支払うお金で事業を成り立たせている人達だ。当然エンドユーザにサービスを提供する責任を担っている。彼らの仕事はエンドユーザの体験を改善したり、トラブルの対処を②の受注者に要求したり、新サービスの構築を②に依頼し、その進捗管理等を行う。加えて③に運用保守を依頼することもあるだろう。

定義上エンジニアではないのが、①に属するのが国家公務員だ。例えば厚生労働省、財務省といった中央省庁の情報システム。中央省庁に関しては国家公務員がほとんどだが、彼らがやっていることはエンジニアのそれに他ならない。

35歳を前提に行くと
【親会社】 800~700万程度
【情報システム会社】 700~600万程度
【情報システム部門の会社を持たない会社の情報システム部門】 700~600万程度
金額は目安で頼む

※①の情報システム会社は②受注者だろうと言われることがあるかもしれない、その通りでもあるがここでは①として扱う。

 

 

 

②受注する会社

これはベンダー(販売者)やサプライヤー(供給者)と呼ばれる会社だ。
NEC、富士通、日立といったSIerを指す。またこれらと共に仕事をする子会社、グループ会社がそうだ。このような大手電気メーカ以外にも無数のSIerがいる。彼らは①の人たちの案件を入札等で勝ち取り、システムを導入することで売り上げを上げる。システムを導入する際に多くの③に依頼をすることになる。彼らは①の要求を正確に汲み取り、ソフトウェアやネットワークなどの納品を完了したのちに、また別のクライアントとなる顧客を探すことになる。ちなみに製品を収めるサプライヤーも②に属するが、ここはあまり気にしなくて良い、枠組みの外にいるからだ。

【電気メーカ親会社】 800~700万程度
【電気メーカ子会社】 700~600万程度
【その他SIer】 800~400万程度
金額は目安で頼む

その他SIerはピンキリだ、クライアントの規模、一次受けかどうかで大きく金額が異なる。

 

 

 

③どちらにも属さない会社

③は①もしくは②の業務を代行、一部を担う職業だ。SESと言われる。確実に2次受け3次受けになるため給料は下がってしまう。上流工程の作業は②の人たちが行うため、テストや運用保守といった作業を任されることが多い。もちろん、有名な運用保守もこの③が一般的だ。作業自体は誰にでもできる物なので、スキルで苦労するということは無いはずだ。私が経験したこの辺りの作業は、そこらへんの中学生でもできる内容だったと思う。リスペクトに欠ける表現になっているが、事実だ。

③の中にある、運用保守の仕事は仕事の性質上、24時間体制の一部を担うため、運用センターという所に出社することが多い。また、テストのフェーズでは実機の前や開発環境に触れるために出社するシーンがあると想定する。運用保守については電話番のような位置付けのプロジェクトもあるためリモートワークの可能性もなくは、ない。

③のSESから始めていかに早く①、②にたどり着くかがキモになってくる。給料はあまり詳しくないので、感覚で。

【どちらにも属さない会社】 600~300万程度

ここまでの情報でIT業界の40%くらいは描けたと思う。それほどIT業界は幅広く、特殊なケースが存在する。

職種・立ち位置ごとの労働環境

気になっているだろう「リモートワーク」と「忙しさ」について順番に記載していく。

 

 

IT業界は非常にリモートワークが多い、だがそれは①②の会社に属しており、一人で仕事ができるようになった場合に限る。③の例はピンキリなので約束できる情報は一つもない。面接中に聞いて回答を得るしかないが、何かを保障されることは無いだろう。

 

 

残念だが確実にテレワークを獲得するには、それを勝ち取るしかない。一度③の会社で経験を積んで、3・4年後に①もしくは②の会社に転職する際に希望として伝えるべきだ。①②に入った後仮に最初はテレワーク不可の状況だったとしても。部署移動PJ移動などで早いうちにたどり着くことができるはずだ。IT企業でどの部署もテレワークをしていない企業など存在しない。いまや出社していると伝えると他社の友人に驚かれるのがこの業界のスタンダードだ。

 

 

リモートワークはセンスのない会社だと妙に監視の目が入ったりする。この辺は会社共通なので入社前に確認すべきだ。大抵は信用されれば無駄に監視されることは全くない。やることやっていれば歯医者や買い物に行くくらいは、余裕だ。

 

 

忙しさについては本当にピンキリだ。
全てのエンジニアが忙しくないプロジェクトを探して彷徨っているとってもいい。傾向として聞いていただければ幸いだ。

 

 

開発でもネットワークでも要件定義、設計、テスト、移行、運用保守というフェーズに分かれる。健康的なプロジェクトを想定し、プロジェクト人数と残業時間を示す。この人数と残業時間は他のフェーズとの比で考えて欲しい。小さいプロジェクトなら2,3人で終わることもあるし、大きいプロジェクトでは100人を超えることも大いにある。

 

要件定義 :5人 20H
設計 :7人 20H
テスト :15人 40H
移行 :15人 30H
運用保守 :3人 5H

こんなもんでどうだろうか。サンプルとして受け入れて欲しい。ここで伝えたいのは以下の通りだ。

 

・残業時間は作業フェーズに異なり、波がある
・作業フェーズにより人数が異なる
・人数が異なる場合、③の会社から人を補充する

 

 

ここでさらに注意して欲しいのは3点目だ。③は忙しく、人海戦術が必要なシーンで呼ばれることが多い。必然的に残業時間などが多い時期が多く。終わったと思ったら今度はまた次のプロジェクトで忙しいテストをやらされることになる。ここがITがブラック企業であることを助長している。上流設計する人間は余裕な時期も存在するがこの場合の③にはそんな時間はない。見返りとして③は現場で勉強することが非常に多い。ある程度知識がついたら①②への転職をすぐに選択肢に入れるべきだ。

 

 

当然例外的に以下のような大惨事のプロジェクトもある。三六協定のおかげで昭和のように働くことは無いだろうが、十分死ねる労働量だ

要件定義 :5人 44H
設計 :7人 79H
テスト :15人 79H
移行 :15人 79H
運用保守 :3人 5H

プロジェクトはネットワークで言えば1年間で構築、その後3年間運用保守という形になる。その性質上③の会社で運用保守というポジションは多く、一度居座ることができれば平和な生活が続く。ただし給料は雀の涙で、努力意欲が消え去る期間にもなる。

 

 

結論をまとめよう

・テレワークはIT企業で働く限り、いずれ必ず手に入れることができる。ただよほど運がよくない限り、最初の転職直後手に入る事は無い。しかし、最終的には必ずテレワークを勝ち取れる。必ずだ。

・忙しさについてはプロジェクトによるとしか言いようがない、傾向として運用保守以外の③は忙しい傾向にあると伝えた。①②が年中忙しい可能性も例外としてをあげた、自らが望む形でなければ何度でも転職するべきだ

補足として知っておいて欲しいのはプロジェクトによる以上に、人によるということだ。鉄の意思で帰ろうとする人もいるし、その人たちは定時で帰る。逆にまじめで頑張ってしまう人は連日連夜仕事をすることになるだろう。夜の残って身についた知識は無駄にならないし、早めに帰って自分の勉強をしても、家族との時間を過ごしても価値ある時間になる。どちらを選ぶかは任せるが、常に目的を意識した行動をしてほしい。

エンジニアの松竹梅について

エンジニアの松竹梅と書いたが、人がどこで何をするかは自由だ。状況によってだれがエライ、えらくない、すごい、凄くない等存在しない。ここでは「自由に働く時間をコントールできて、金銭的に余裕があること」を至上として松竹梅を定義する。梅の生活を決して否定するものではないとわかってほしい。

梅:転職回数1回

IT人材を派遣するSESの会社で永住するパターンだ。運用保守をやったのち、運用保守部隊のリーダとなり、やがては部長など管理職となっていく。この手の会社ではとあるところから裁量労働となり残業代が発生しなくなる。管理職になればテレワークも出てくる可能性があるが、実態はよく知らない。年収も700万を超えることは無いように思う。ピラミッド構造の中抜き体質から700万払える会社はほとんどないはずだ。

根拠としてこの会社は人を時間で売っているからだ。②の会社であれば、100万の製品を50万の工数で作り上げれば50万が売り上げとして残るが。この手の会社のように”人一人”を定額で売っている場合は、努力によって売り上げが残るという概念が存在しない。末端社員は頑張っても見返りがない状況で、経営陣は未経験だろうがモチベの低い人材だろうが、とにかく人を多く送り込めば、送り込むほど売り上げになる。入りやすいのも、早く出るべきなのもこのあたりが理由だ。

一人暮らしならともかく、家族と社会を生き抜くならば梅で立ち止まっている場合ではない。

竹:転職回数2回

③の会社から①②に転職したパターンだ。先に勝手ながら例に挙げたJT東日本や明治安田生命の情報システム会社ですら相当なエリートということを認識してほしい。ここまでの会社に入れずとも、立ち位置として①、②の会社に入れれば多少忙しい時期を過ごすこともあるだろうが、基本テレワーク。35歳で600万40歳を過ぎれば700万という生活が見えてくる。家族を養うには十分すぎる金額だ。

日系企業のこのあたりにたどり着ければ、あなたが思い描いていた状況にたどり着くはずだ。しかし、会社によっては忙しさを極める会社がある。常に部署移動・転職という選択肢を持ってほしい。自分の願いを相手に伝えることは最強のソリューションなのだ。言葉を覚えていない赤子だって泣いて要求をする、黙って伝わることなど存在しない。

松:転職回数2回or3回

言うまでもなく、超有名親会社、その先のコネクションから外資系企業に入ることだ。給料は青天井。働き方は全てフリーの状況になる。その分責任もともなうがITドリームではある。最序盤に張ったAWSでも目指すと良いだろう。

ここにコンサルタント人たちが現れてくる。彼らは①のビッグクライアントから業務委託を受け、最新のサービスのグランドデザインを行う。高ければ単価は300万を超える、運用保守の人材と比べると5,6倍異なってくる現実が、IT業界では当然の事実として存在する。

余談②

恐らくあなたが警戒しなければならない仕組みが2つある。「裁量労働」と「退職金だ」長文になってきたので手短に記載する。

裁量労働は残業代が発生しない代わりに、定額の追加賃金が発生することだ。大手メーカでは主任程度から、ほとんどの会社で管理職から残業代が発生しなくなる。忙しいのは仕方がないが、忙しい中給料が出ないのは会社のせいであり、その会社を選んだあなたのせいだ。転職時の重要な価値基準として良く調べて欲しい。ただ、悲しいことに裁量労働の会社がほとんどで、苦しむ人がほとんどだ。

 

二つ目は退職金だ。

退職金はメーカに30年いれば2000万だとしよう、すると25年では1200万、20年では800万だ。いかに最後の上がり方が凄いかわかるはずだ。30後半でも転職を繰り返す場合、退職金は無いものとして人生設計をし直す必要があることは忘れないでいて欲しい。上記の金額はちょっと適当が過ぎるので、専門的なサイトで確認してほしい。

 

ついでに転職は最強のソリューションであるが、回数が多いと今度は内定を取る際に障害になってくる。転職時の見極めについてはそれはそれで勉強した方が良い。回数少なく、最短距離でゴールを目指す。但し足踏みをしている時間は無い。

 

 

最後に

ここまで読んで頂いた方に感謝を申し上げたい。突発的に数時間で書いたのでいつもよりクォリティが下がっていることは謝罪したい。誤字脱字に至っては見返してすらいない。

転職することを前提にしたためこの記事では書けなかったが、なぜ転職したいのか、今のままじゃダメなのか、エンジニア以外の道はないのか。こちらのアプローチの方が大切であることは言うまでもない。

 

また、WEB系、ミドルウェア、ネットワーク、セキュリティ、クラウド、AIと多岐にわたる職業紹介ができなかったことにも謝罪したい。こればっかりは知のある人物の動画でも見てみることしかない。しいていうなら多くの人がやっていて、身の回りの人がやっているジャンルをお勧めする。転職先の選択肢が多かったり、ググった時に同じ症状の人がいたり、友人に聞けたりするのはあまりにも有利だ。それだけにマイナー分野は1発当てるドリームもある。人が多い・少ない分野は、ハイリスク・ローリスク・ハイリターン・ローリターンがそれぞれことなるだけだ。正解などない。好きなものと直感で選ぶといい。

 

 

エンジニアになること自体は、私自身の二つの脳内CPUであるFOXとRAYで意見が割れている。

FOXとRAYについてはこちらから。

FOX「さっさと業界に身を投じたほうがいい、プールサイドで泳ぎ方の本を読んで何の意味がある。さっさとプールに飛び込んだ。」

RAY「エンジニアは限られた素養の人間だけが勝利する分野だ、好きじゃなければ続けることなんてできない。いったい何人エンジニア業界から去ったと思っているんだ」

といった具合だ。あなたの人生はあなたで判断するしかない。仮にエンジニアになってそれをやめることがあったとしても、この国で野垂れ死ぬことは無いだろう。エンジニアに挑戦したという事実があなたの個性であり、武器になるはずだ。

 

あとは選択肢として、独学でITに関わる作業を始めてみる。休職してスクールに通う。副業で開発をやってみる。転職という大きな一歩の前に多くの選択があることを忘れないで欲しい。

エンジニアになりたいとエンジニアに伝えればほぼ全員が「理由による」と答える。じゃあ何の理由だったらエンジニアに向いているかというと「PCやサービス、技術が好きだから。」この回答に限る。

良いこと言ってるから私が結構好きな動画を最後に紹介する。私自身、この動画に100%賛同することは伝えておこう。諸君らの健闘を祈る。

 

 

この1万文字が誰かの役に立てば幸いだ。

 

 

おわり。

 

 

 

【9/30追記内容】

・俺(エンジニア)が知らないことが書いてあって勉強になった
 →なんだ内容が現実と違うと煽っているのか(憤怒)

・エンジニアになる転職直後は年収下がると思うけどその辺の話は?
 →読者の収入によるが、最初は下がることもあるだろうと思う。
 →未経験者の市場はちょっと想像もつかないのでエージェントに聞いて見て欲しい。

・とりあえずProgate一回触ってみないと
 →それはそう

・平たく言うとやめとけ、という文章にしか見えない。
 →全く持ってその通りだ。文章のは受け取り手の次第で変わる。辞めとけと言われていると感じれば辞めたほうがいいし、背中を押されたと思ったらやってしまった方がいい。
 →私は背中を押してもいないし、止めてもいない。事実と所感を知る範囲で紹介したまでだ。

・給料そんなにもらえるか?
 →それは何ともいえないが、まぁ貰えるだろう

・優秀で忙しい人に負荷が偏る話が書かれていない
 →この指摘は全く持ってその通りだ。立場上優遇されるが負荷は高くなる。
 →さらに日系企業では発言権など立場は強くなっても給料は増えない。そうなったら転職しよう。
 
 
・急に開発とネットワークの話が出てくる。全般の話とネットワークの話が混在している。
 開発 →ソフトウェア/web/アプリなど
 インフラ →ネットワーク/サーバなど
 →すまんとしか言いようがないが、それは職種を決めた後で情報をブラッシュアップしてほしい。

・「忙しさについては本当にピンキリだ。」について、以下が忙しさの原因かと思われますが、アジャイルの視点が抜けている気がします。アジャイルの場合(以下URLあたりにエッセンスがあります)
 https://www.membersedge.co.jp/blog/reasons-of-why-waterfall-project-fail-to-agile-shift/
 本は市谷 聡啓さんの本がめっちゃおすすめです、大学時代からの愛読本です
 →完全未経験者が読むとちょっと難しいかもしれないが、共有感謝する

・本文はITエンジニアとして重要なことが一言抜けている。それは、業務をやり遂げようとする「熱い」思いだ。成長している人は仕事を自分事として扱う責任感(熱い思い)があった、もちろんそれは業界未経験者も新卒から業界経験がある者とも関係ない。これからのIT業界に飛び込む者に大事な考え方を以下に示す。※ソフトウェアはそれぞれの分野の成果物に変えて考えてほしい。
 https://agilemanifesto.org/iso/ja/manifesto.html
 →私は開発さっぱりだったが概要はIPAも開設しているほど重要な所だ。
 →アジャイルについては「アジャイル、ウォーターフォール 違い」とかで自分で調べてみよう
 →IPAからの解説はこちらhttps://www.ipa.go.jp/files/000065601.pdf
 
私からの追記は以下だ。

ネットワークエンジニアの神がブログで以下のように書いている。
転載していいか怪しいので、要約というかなんというか察してほしい。

①人間関係
②給料
③仕事内容

この3つのうち”2つ”以上に不満がある場合は転職を検討した方がいい。というものだ。
神のブログが何か聞きたければcontact administratorだ。

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