公式サイト:邪神ちゃんドロップキックX DROPKICK ON MY DEVIL!!! X (jashinchan.com)
【最終話感想・評価】点数:75
サイト立ち上げが9月頭だったため、8話くらいの時点での感想は下記に大体書いてしまっています。是非ご確認ください。
ギャグアニメだから最終話って落とし方難しそうだなーっと思ってみていた。結果としては警察官が無造作に発砲した拳銃で太陽が落ちてきて、邪神ちゃんが太陽にドロップキックするシーンで終了である。なんだこの内容は、通常のアニメがこんなことをしたら総スカンである。だが邪神ちゃんは許される、それが好感度と世界観という強力な武器だ。
ギャグアニメなので内容も何もないので画像ちょっと多めで、読者には作品の雰囲気だけ味わってブラウザバックしていただきたい。最終話では魔貴族としてのプライドを取り戻すために減量を始めた邪神ちゃんが冷たくなって発見されるあたりから
水につけて元に戻される邪神ちゃん、腕もちぎれたまま復活してて描写が細かい。
邪神ちゃんのアニメってテンポちょっと速いんですよね。流行りのYoutuberなんて見ると1.3倍速になってるのかなと思っちゃうのですが、それと同じは言い過ぎだけどテンポが速い。こんだけ早く進めちゃうとネタがカスカスになったりするはずが、それがない。恐らくキャラが多いことが効いている。
全キャラがボケにも突っ込みにも回るのは長所ともいえる。邪神ちゃんの豹変に驚き、ぺこらがしれっとヤバイ私生活を言ったのちに初音ミクが登場し、警官が水着でプールにダイブして発砲し始める。この間、数分の出来事だ。3クール分放送したからか、個々でネタを持ったキャラが多い。売れてしまったアニメはキャラの資産が強くて内容が作りやすくなる典型的な好循環だ。
作品の質を支えるのは”圧倒的作画”と”オタク受けする美少女アニメ感”だ、それに加えて女の人でも見やすい作品となっている。私の嫁もたまに見ているくらいだ。もし4期で作画が崩れたらファンが離れていく可能性はあるが、平気でクラウドファンディングを始めるここのスタッフには予算的にも隙が無い。他の有名アニメがクラウドファンディング始めたら「やっぱり金か」とか「予算もう厳しいのか」とか言われるはずなのに、邪神ちゃんは許される。
はたして邪神ちゃんのライバルは存在するのか、ギャグアニメ界の今後の動向も厚く見守っていきたい。