【2023冬アニメ】便利屋斎藤さん、異世界に行く【1話感想・評価】

公式サイト:TVアニメ『便利屋斎藤さん、異世界に行く』公式サイト (saitou-anime.com)

【1話感想・評価】 点数:63

はじめに

本作『便利屋斎藤さん、異世界に行く』はWeb漫画でニコニコ静画やtwitter等で読めるそうだ。この辺の作品のほとんどが2018年から公開されているのは不思議な共通点だ。内容の方は、手先が器用で運動や勉強はともにそこそこできるタイプの主人公が、前世で身に着けた便利屋の技能を異世界で活用させていく、らしい。

元が4コマ漫画なのかわからないがショートスパンの冒険者あるあるがメインの作品だ。作画が他と比較しても抜群に良く、動きも多く、ファンタジー世界を演出している。転生系異世界作品の中では若干見る気になることが出来る。内容的には15分アニメとかでも良かったような気がするが。見ていても嫌味の無い作風だったので深夜にゆっくり見るにはちょうどいいのかもしれない。

1話概要

本作はショートな物語が連続するような作りになっているので全て取り上げていると凄い情報量になってしまいそうだ。なので適当にシーンをピックアップしていく。

冒頭はサイトウがピッキングをしているシーンから始まる。

4人パーティで活躍しているらしく、顔に傷がある甲冑の戦士がヒロイン兼主力らしい。魔法使いのモーロウはボケ始めているがレベルの高い魔法使いらしい。

最後に回復役の妖精ラファンパン、金に厳しいらしい。

あとはちょっと可愛い感じの凸凹コンビが紹介されたり、

斎藤さんが爺さんの代わりに呪文を覚えてあげる描写が描かれる。

最後はサイトウさんが落下してしまったシーンで過去の回想が流れるが、この世界では仲間に恵まれた描写があって終了だ。

HighLight

とにかくアニメーションの出来が良い、当たりスタッフにたどり着くことが出来たようだ。ファイルーズあい演じるラエルザも東山奈央演じるラファンパンも可愛く仕上がっているので画面に映っているだけで見ていられる良さがある

うん、ここのスタッフなかなか出来るよ。

LowLight

このショートストーリー構成の作風はテンポが良い一方で、大きな話がしにくそうな窮屈さがありそうだ。細かく切られたストーリーは漫画媒体でこそ活きる作りだと思うので、アニメでやる必要性を感じない。特に30分枠にしている意味がない気がする。

ショート構成が見やすいか見にくいかで言うと、「慣れてないので見にくい」。

まとめ

癖の強いパーティを器用貧乏な主人公が取りまとめている姿が描かれている。地味だけど職場にいて欲しいタイプの人材なのだろう。人から必要されることの良さを押し出した作品だった。派手な事が出来ないけれど、自分に出来る事を探して居場所を作ろうとする主人公がなかなか好青年だった。という要素も相まって一定の人気は出そうな作品だ。他のチート主人公にみせてやりたい。

え?感想記事のボリュームが少ないって?癖のない作品だったので褒める所もイジる所も見当たらなかったのが正直な所だ。とっかかりが無いのでどこから切り込んで良いかわからない。悪い作品では無いのだが。

異世界ファンタジー好きには普通に人気が出そうな作品だ、頑張ってください。

最終話感想はこちら:

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