公式サイト：TVアニメ『弱虫ペダル LIMIT BREAK』 公式サイト (yowapeda.com)
【最終話後感想・評価】 点数７４
【総評】総北優勝おめでとう！！！総北優勝かぁ、、、そうかぁ、、、
はじめに
本作『弱虫ペダル LIMIT BREAK』は4年ぶりの放送であるが、内容は2018年に放送されたインターハイの続きだった。視聴者は4年あいているにも関わらず、作中は1日しか経っていない。こんな経験はじめてだ。しかも2クール使ってインターハイ三日目を描くという贅沢な内容、流石はチャリ漕いでいるだけなので大人気になった作品。
たった1日の内容で2クール描く事が出来たのは、この作品の得意技”後出しエピソード”に他ならない。各登場人物にどんな背景や人間関係があったのかをレース中の回想シーンで補填する。なのでレース中のほとんどが回想シーンとなってしまうが、フォーカスされるキャラクターに対する思入れを直前に詰め込むことで視聴者に熱量を与えている。
エピソードの内容も、たわいもない人間関係に人生のヒントを見つけるような物で、見ていて元気を貰える爽やかな内容であることが多い。今回は特に2年目のインターハイの決勝なので先行きが気になる展開だった。
HighLight
この作品のキャラは結構長く見ているのでどのキャラにも愛着が湧いてしまっている。個人的に取り上げるなら真波君だろう。あらゆる作品を魅力的にするのは主人公のライバルだと思うのだがいかがだろうか。
特に、19話に語られた真波理論は普通に良い事言っている気がする。神様は『良い事』『悪い事』並べているのではなく、『出来事』を並べているだけ。『出来事』なら、捉え方でその後の自分の行動で『良い事』『悪い事』にもできる。という理論だ。自分の人生を自分の責任にするような熱いメッセージを爽やかな男が語っていた。
御堂筋君よ永遠に
18話で御堂筋君が退場する事となった。お母さんが敗北フラグ過ぎるだろ。御堂筋がでかすぎて面白かったり、最後の最後まで何をしてくるかわからない魅力的な悪役だった。3年目も現れるとか楽しみ過ぎるだろ、彼の代えは存在しないので主人公と同じ学年のキャラクターで良かったと思う。
LowLight
流石になげぇ。今回はインターハイ決勝の3日目だったから良かったけどこの後3年の日常編とインターハイ1日目2日目があると思うと長すぎる。弱虫ペダル8期とかになっちゃうじゃないか。流石にそれまでの話は流し見になる気が、、、
まとめ
レース中はどちらが勝つのか本当にわからず、見ているこちらも緊張感があった。24話でも結末がわからなかったのは流石と言う感じだ、1話500mくらいしか進んでいない。レース中の展開については３日目は総合優勝もかかっているので全く文句なしの熱さだっだ。
その一方で、総北高校が2連覇してしまったのだが、、、それはそれでよかったのか？主力の3年生が引退した部員の少ない高校が二連覇してしまった、、、こうなってくると箱根学園さんの立場が無い。「勝負には勝者と敗者がいる」という厳しい側面も描いてくれるのが本作の魅力ではあるのだが、総北高校の2連覇は流石にやばみを感じる。
いやまぁ私は「にわか」な立場でアニメ勢なので勝敗はなんだっていいのだが、”総北高校の3連覇！！”、”最後のインターハイで箱根学園が優勝！！”。これどっちも微妙じゃない、、、？勝ち負け両方のパターンを見たかった気がするが、、、。真波くんは良いキャラだから3年目で活躍を期待したいが、『小野田との一騎打ちに勝つ』以外の活躍をしても多分足りないよね。
