【2023夏アニメ】悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。【最終話(12話)後感想・評価】

【総評】AmazonPrimeではメンインブラック2と同じくらい評価が高いらしい
点数:61

筆者が観測した本作の概要

本作『悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。』は小説家なろう出身のライトノベル作品だ。イマイチ打点の低い”悪役令嬢系の転生作品”となっている。同類の作品の罪の重さで期待値は低くなっていたが、この作品は頑張っていた・・・と思う。

登場人物同士が思いあっているシーンが多く、シリアスな展開の中でハートフルな関係が描かれる。本作のことが好きな人が居るのも、なんとなくわかる気がする。味の全くない”虚無のなろう系作品”とは一味違う感じはしたが、その味か好きかどうかは貴方次第、といった感じだ。

そして、信じられないくらいAmazonPrime内での評価が高い。そもそも35件しかレビューがないので誰も見ていないという見方もできるが。ちなみにこの4.4と言う評価はメンインブラック2と同じくらいの評価である。ネット上の評価がいかに役に立たないか伝わって幸いだ。

HighLight

結構しっかりしたストーリーを持っている、本作の長所として挙げるならこれになるだろう。他の悪役令嬢作品はイケメンとイチャイチャするだけだったり、ちょっとポップな内容に寄せて”異世界あるある”的な笑いになることが多かったので味があるのは良いことだ。

元盗賊のヴァルにとってセフェクとケメトが大切なものである事に気づくストーリーなどは、かなり重厚なテーマにも感じた。この後ヴァルが自分の大切なものに気づくことで、自分の罪の重さに気づかせて・・・みたいな展開は良かったんですけどね、最後のケリのつけ方がちょっとね。この辺はLowLightに繋がっていくよ。

LowLight

アニメ技術が進歩しなかった国で作られたアニメーションかと疑うくらい安っぽい。動きがない絵で紙芝居をしている時間が長く、映像の立体感が全くない。ペラペラのアニメーションで作られてしまったため、原作ファンをちょっとがっかりさせてしまう仕上がりだったかもしれない。

気になったのは、元盗賊で本作の主要キャラクターにもなるヴァルの取り扱いである。このキャラクターは元盗賊の犯罪者であり、罪を償う必要がある人物である。その罪は主人公プライドの隷属となることで償う形となる。最終的にはプライドの配下でセフェクとケメトと平穏な生活送っている。

これって倫理的にあっているのか?これっていわば“殺人事件を起こした犯人に対して「俺(筆者)の奴隷になるなら許してやる」”みたいなことであり、こんなことがまかり通っては「いやいや筆者の奴隷になったからOKとはならんやろ、遺族や被害者の無念はどこ行くねん」みたいな事になってないか?

本作に関してはプライドは女王なのでそれも許されたかもしれないが、このプライドの中身は現代からの転生者であり、独裁者でもない。転生者がこの倫理観で生活しているのは・・・いかんでしょ。

まとめ

作画は安いっぽい上に戦闘は結構稚拙な感じになってしまっている。その上、窮地に追い込まれた時の突破方法が「そんなんありかーい!」と言いたくなるものが続いた。洞窟に閉じ込められそうになったので洞窟ごと操りました。この子能力を増強できます。みたいなね。展開は稚拙な感じだったよ。

女性向け作品なのでほどほどにしておこうと思うが「え?それ女性が喜ぶの?」という描写がチラホラある。本作を見ている男性視聴者がどれくらいいるかわからないが、「キ〇い」と思った人もいたのでは?足にチューされるのは嬉しいことなんですか?恥ずかしいことなんですか?気持ち悪くないですか?後で奥さんにやってみたいと思います。

真っ赤な髪のキャラクターっていつみても良いよね・・・この作品で一番良かったはプライド様のルックスかもしれない。お疲れさまでした。

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