公式サイト:TVアニメ「アキバ冥途戦争」公式サイト (akibamaidwar.com)
【1話感想・評価】 期待度★★☆☆☆
※本記事は暫定版となります。2話視聴後に追記する可能性を秘めています。
Cygames+P.A.Worksという強者コンビが送るアキバ冥途戦争。制作陣の組み合わせとPVから興味を引く内容となっている。てっきりゾンビでも出てきて打ちまわるのかと思ったら、そんなことは無かった。ネタバレ気にするほどの内容ではないが、気になる人は早い段階でブラウザバックを推奨する。1話時点の情報は、ここで書ききってしまう次第だ。
気になる感想はというと”ハイクォリティ悪ふざけ”だ。水曜といい、アニメで悪ふざけをするのが流行っているらしい。とにかく、「話題になって今期のミームをかっさらおう」という意思が見えた本作品の概要を触れていく。2話を見てみたら思いが変わるかもしれないので、話半分で聞いてほしい。感想としてはちょっと情報量が多くて期待できる・期待できない以前の問題だった。
本作はメイドに憧れる主人公が豚小屋をテーマにしているカフェとんとことんに、入店するところから始まる。とんとことんには3人の先輩と店長がいる。画像付きで手短に紹介する。
前半は不器用な主人公がメイドの業務を不慣れながら進めていく。張り切りすぎて色々失敗しているシーンが描かれ、店長からはマニュアルを読めと言われ、エースメイドのゆめちには私の客には迷惑をかけるなよと釘を刺される始末。
空気が変わってきたのはオタク風の若い男性が入店してから。店長に”おひねり”を出せと要求し、店長は振り絞っているが出ない出せないと答える。やくざのようなやり取りの後、入店間もない主人公を指さし「あの子にお使いに行ってもらうしかない」という流れになる。
手紙を渡された主人公は嵐子とお出かけに行くことになる。道中でラーメンを食べて、系列店らしい”チュキチュキつきちゃん”という、月のウザギをコンセプトにしたメイドカフェにお邪魔する。
すると指ではなく髪を詰めろと、ウサギさんがウサギさんを懲らしめているところだった。手紙を渡すとつきちゃんの代表らしき女性が中身を確認し、手紙の内容が宣戦布告だった事がわかる。
主人公は怒鳴りつけられビンタを3発貰ったあたりで嵐子が発砲する。
当然追われる主人公と嵐子。バックではゆめちの歌が流れ、音楽に合わせて嵐子がウザギさん達を皆殺しにする。このシーンが相当力が入っている、かつ長い。
無事店に帰ることが出来た主人公に驚く店の面々。主人公は自分の荷物を回収して逃げようとするが、嵐子に閉じ込められ、生活を共にする事を避けられないと悟ったところで1話が終了。
なんだこれ、書いてて何も分からない。とにかく「メイドをヤクザの組に見立てて、抗争を繰り返す」任侠風メイド戦争という事だけがわかった。物語の着地点もわからず、おひねりも分からず、主人公がどうなるか全く想像がつかない時点で、期待度もクソもないのが現状だ。
作画に関しては抜群に綺麗で、曲がりなりにも今季トップを取りに来ている気概は感じた。とんとことんのキャラクターはちょっと癖が強いので、どこまで好きに成れるか分からないが、主人公が可愛くて可愛そうという事だけは分かった。
所感としてはCygamesとP.A.調子乗ってんなという感じだったが、連中がただの出オチアニメで終わらせるとは思えず、ゴリゴリに任侠物をやってくるのかもしれない。もしかしたら起案時にはVシネマの雰囲気をアニメに落とし込んだら意外とウケるんじゃないだろうか?というこれまで無かったジャンルの開発を行っているようにも感じた。全て私の個人的な推測なのは言うまでもない。任侠映画の導入ってこんな感じなのだろうか。1本たりとも見たことが無いのでやはり想像がつかない。
抗争の中で主人公が任侠道に目覚めたり、仲間が死んでいくシーンがあればそれなりに盛り上がりがあるかもしれないし、2話を見てみたら全く想像と異なる運びを見せるかもしれない。路上で突如脱ぎだした男性が次に何をするか予測できないように、このアニメの次の一手を推測しても確実に当てられる自信は無い。
オススメかどうかというと微妙だ。良くも悪くも話題作になるかもしれないので、抑えておいて損は無いと思うのだが、、、制作陣も強力だし、、、
最終話感想はこちら: