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公式サイト:彼女、お借りします 第2期
【1~2話感想】期待度★★★★☆
[結論]ただただ可愛い、それだけで終わらないのが魅力
強烈に好みがわかれる主人公が常に議論の的になっている本作。可愛いヒロインと高クォリティのアニメーションから1期の頃は同じスタッフで別の作品をやろうと提言していた。しかし人間の慣れとは恐ろしいものでクズ主人公に慣れてしまえば若干の成長と彼なりの正義を見たいと思うようになった。王道ラブコメからずらしてずらしてずらした本作の魅力を届けたい。
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[HighLight]
他を下げるような表現は避けるが昨今の作品の中ではヒロインたちの心理描写が細かく描かれている。それぞれのキャラクターの視点で描いてくれているため視聴者にはまっすぐに展開が伝わる、要するにわかりやすいのだ。恋愛作品については主人公のみ心理描写する方を好む視聴者もいる。そういう人達には合わないかもしれないが、わかりやすいことは長所として扱われるのが、作品が飽和した現代のメタである。
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今更この作品の作画がいいなんて書く気はない、十分認知されているからだ。1期ではお邪魔キャラと感じていたおばあちゃん×2も周囲のヒロインを振り回す装置として活躍を始めた。いや病状悪化しているだけなんだけどさ。
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[LowLight]
ほぼ完全無欠の本作だが、しいて言うなら短所が2つある。まず1つは、全ヒロインの心理描写を事細かに表現しているため、想像の余地がない。大youtube時代で情報を受動的に得ることだけに特化してしまった昨今の視聴者にはいいが、一部の人(小説や文学など読みながら、登場人物の心理を想像する文化が身についた人達)には文句を言われることは否定できない。私はちょうど中間くらいなのでこの件に関してはノーコメントだ。
要するに『もしかしてだけど~♪(もしかしてだけど~♪) 水原って俺に気があるんじゃないの~♪』をすることができない。どう見ても気があるんだもん。期待が積もり積もって積もって積もっての大胆な方向転換があった時の「「やっぱり水原主人公に気があるじゃん!!」」と爆発的な盛り上がりが持てない、これはまぁまぁの損失である。
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青色の東山奈央が頑張りすぎたせいもあるし、水原が強すぎるのもあるのだが、赤と黄色の存在意義がそろそろ不明だ。作者は完全に持て余していると私はおもっているし、ここから参入されても邪魔にしかならなくないか?
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私のフィリピンのアニメ仲間も主人公をTrashと呼ぶが、あいつは悪くないんだ。2期の最後で彼が出す結論をぜひ期待して待っていてくれ。
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【最終話感想】
最終話感想はこちらから: