公式サイト：アニメ『チェンソーマン』公式サイト (chainsawman.dog)
【最終話感想・評価】 点数：７９
はじめに
圧倒的な知名度と話題性でアニメ化前から人気のある本作『チェンソーマン』。有名アーティストとコラボしていたり、毎回違うEDを用意したりと圧倒的な資金力と規模とセンスで高いレベルのアニメが放送されている。
まぁ微妙にネガキャンが横行していたり、素直に評価が割れている感じがある本作だが、私は楽しめたサイドである事を公表してから記事を書くこととする。情報発信する者は常にポジションを取ったトークを求められるものだ。
ただ、私はこの漫画を読むときはこのサムライソード編の後のレゼの話から読み始める。何が言いたいかと言うと、この作品、面白くなるのはこれからだ。なので感想記事は手短に進めよう。
最終話概要
最終話冒頭は姫野先輩との会話を回想するシーンから始まる。タバコを勧めるシーンであり、未成年と聞いてこれは預かっておくというシーンだ。
そして姫野先輩が契約していた幽霊の悪魔からタバコを受け取るアキ。
恐怖の無くなったアキくんは幽霊の悪魔を撃退する。このあと駆けつけた小紅ちゃんが蛇女をとらえてくれる。
一方デンジはサムライソードとの決戦に向かっていた。デンジに「じいちゃんとこいつらの仲間を殺したことを謝罪してくれれば出頭する」と持ち掛けてくれる。デンジは「ゾンビになってたから殺した」、「ヤダ」と端的に断り戦いが始まる。
デンジと共にサムライソードに向かっていたパワーだが、途中の階でゾンビ（サムライソードは怖いので雑魚）を相手にすることに決めたのでサムライソードとの闘いには参加しない。ビビりでクズな可愛い奴だ。
電車での決闘については言葉は不要だ。頭を狙うように挑発したデンジが劣勢の中サムライソードを真っ二つにする。
捕まえたサムライソードを指してデンジがこう提案する。「公安がくるまでこいつの金玉を蹴って、でかい声を出させてほうが勝ち」。アキは呆れて「そんなことをしても姫野先輩は喜ばない」と話す。
そして「勝ったらなにくれんの？」とノリノリのアキくん。ノリのいい先輩だ。
聞こえますか？姫野先輩。俺たちからのレクイエムです。とハンターハンター丸出しの内容で楽しく明るい復讐が終わる。
終わり際にマキマさんが公安のお偉いさんに今回の事を報告する。蛇女は小紅ちゃんが連行している途中で死んでしまったようだ。事情聴取前だったのに。
ラストはアキくんがタバコを吸うシーンが描かれる。俺が大学生だったこの作品の影響でタバコ吸い始めてたね。
デンジが良く見る夢らしい、開けちゃだめだ。のシーンも描かれる。後半で出てくる大事なシーンだね。
最後の最後に冒頭で画像を張ったレゼがチラ見えして最終話が完了だ。
HighLight
アニメ化して「OPやEDが良かった」なんてのは１話感想でも言っていると思う。そして「マキマさんが良すぎる」ってのもすでに言ってあるはずだ。今回、ここで加えるのはファイルーズあいのハマリっぷりだ。
アホでサイコで臆病な演技、良すぎません？めちゃくちゃハマり役だと思うのですがどうでしょう。このファイルーズあいという声優、ジョジョでも感じていたがとんでもなく凄い声優なんじゃないだろうか？
姫野先輩の死を聞いて凹むアキ君に対して「見舞いの果物を食いにきただけじゃ」って言うシーンくそカッコいいよね、人間離れしている感じで。
もう一つ良かったポイントがあるがそちらは雑記でおこすことにしようと思う。その記事が新年の挨拶になれば幸いだ。
LowLight
原作の絵って結構独特なのでアニメでは再現しにくい内容になっている。そこがファンからしたら気に入らなく、「チェンソーマンの良さを表現しきれていない」とうのも納得だ。しかしながらアニメ化という観点では最高レベルにクオリティは高い、角が落ちてしまったような差分はあるものの、まだまだ魅力的な作品だ。
微妙にセリフの言い回しが違ったり、そこ語気強いんだっけ？みたいな所があるけれど原作者が監修していないわけが無く、そういう物だと大人に受け入れてしまおう。
まとめ
大好きだった作品が無残なアニメ化をすることは何度もあった。そしてその”無残さ”を知っているからこそこのアニメで苦言を呈する人はちょっと贅沢では無いだろうか。とはいえ楽しめない人は楽しめない。そこは仕方ないし、強制するつもりはこれっぽっちも無い。
ただ、「あれはつまらない」「これもつまらない」と言っていると世の中本当につまらなくなってしまうぞ？”楽しまないと、楽しめないぞ”という当たり前体操を、ここで静かに発信しておきたい。
この後はレゼ、サンタクロース、銃の悪魔の流れですね。楽しみになってきたぜ！マキマさん最高！！ワイシャツ楠木ともり最高！！
