【2024春アニメ】火曜日アニメ反省会

はじめに

こんにちわTKタローボーです。夏アニメが始まっている真っ最中に、春アニメの反省会を開始したいと思います。

卒業式直後ってなんか学校生活が素晴らしい時間だけだったかのように感じますよね。アニメ視聴もそういうフワフワがあるので、ちょっと間をあけてからだと冷静に感想を書ける、、、、気がする。

リンカイ!

2話まで見てちょっと見る気にならなかったので視聴しない運びとなりました。

忘却バッテリー

他と比較しても高いクオリティを維持し続けた本作は高い評価を得ているだろう。天才バッテリーの一人である要圭が記憶喪失となり、半ば2重人格のようなキャラクターになったのは、新しいの印象があるが、私個人はそれすらも他作品(〇〇折紙)で既視感があった。

ギャグが寒すぎて退場した人も多いだろう。ただし、ここは好みの問題でしかないので本記事では割愛する。

世間的な評価は高そうだがぶっちゃけ私はこの作品が好きではない。理由は端的に二つあり、「展開が読みやすい」事と「野球作品として軽い」、この二つだ。

“展開が読みやすい”点について短めに説明しておく。

記憶が戻ったり消えたりすることで、”コメディな要圭と知将要圭が入れ替わる設定”は面白いと思ったが、「要はチームがピンチになったら知将要圭が出てきてなんとかするんじゃね?」と思ってしまうと急に身が入らなくなってしまった。

学生スポーツの面白さは”自分がどうにもできない相手に何が出来るか”、この苦悩と結果が主軸だと私個人は思っている。例えるなら、“手を抜いて、負けそうになったら本気出すスポーツ作品”があったとして、流石にこれは人気が出ないだろう。大逆転の根幹がマッチポンプだからだ。記憶が消えたり戻ったりする本作への私の不満の根源が、これに近い所にある。

“野球作品として軽い”について言及すると、本作内の野球に関する描写が、”速い球を投げるとすごい”、”足が速くてすごい”、程度の描写でしかなく、野球アニメとしてみると実際のところは物足りないという他ない。

直近スポーツ物で跳ねたブルーロックなんかは、サッカー畑出身の私でも「技術要素もそれなりに書かれているな」という印象があったが、本作は野球未経験者の私ですら物足りない多分野球&スポーツライト層に受けていると推測する。これは流石に誰でもわかるか。

とはいえ、最終話でコメディな方の要圭がオリジナルの要圭を超えようという姿勢を見せるシーンがあり、ここは流石に良かった。知将要圭が出来なかったことを今の要圭が超えるシーンがこれからあるのであれば、熱いものがあるかもしれない

終始、要圭の話になってしまったが、そのくらい本作はフォーカスが主要人物数名に偏りすぎている。ここもスポーツ漫画らしくなく、私があんまり好きじゃないポイントでもある。原作だとどうなのかは知らんけども。

Unnamed Memory

主人公オスカーとティナーシャの1年間を描く作品かと思っていたら最終話ですべてひっくり返ってしまった。

省エネを感じて崩壊を恐れていた作画は、良くはないが悪くはない所で留まり、作品にそこまで悪影響を与えることはなかった。作品の内容も、昨今の”ゴリゴリなろう系”と違い、”王道ファンタジー×恋愛”という超王道ジャンルで、非常にちょうどいい作品となってくれた。

なかなか可愛いティナーシャと良い感じの関係になり完結かと思った最終話、主人公オスカーが青い玉?に触れることで過去に戻る。そこでティナーシャを救うために取った行動が、世界を塗り替えるという結末だった。なんと我々が見ていた本作の世界は綺麗に消滅してしまったのである。カワイイデレデレティナーシャと共に。

そんな物騒な玉もっと厳重に管理せんかい。

ティナーシャのずさんな魔道具管理に苦言を呈さずには居られない。少し上に張ったタイトル画像は、「どやこのタイトル回収」感が強く、視聴者全員の顎がしゃくれたことだろう。

最終話にあった、「意図的に過去に戻って過去を変えることは、現在の彼女(ティナーシャ)を否定する事になるのでやらないが、いざその場にいる事となった場合、俺は過去を変えてでも彼女を助ける」、という趣旨のオスカー発言はぶっちゃけカッコイイと思いますそう思ってしゃくれた顎を元に戻すこととしよう。

最終話でひっくり返されたので、行き場のない動揺が東京の空を舞っているが、冷静に考えると「ティナーシャとのラブコメをもう一回見れる」という事に気づく。可愛いヒロインとの恋愛成就を二度味わえるなんてこの作者は頭がいいなぁ。

余談だが、”おとなりに銀河”という作品の感想記事で書いた私の下記の要望をこの作品が果たしてくれるかもしれない。しかも、今度はティナーシャがオスカーを落とす側で。冷静に考えれば”冷静に考えることが出来ない激熱展開”では?

以下、”おとなりに銀河”の感想を一部抜粋

まとめ

まとめるとぉー

 

火曜日のやつらは記憶消えすぎだと思います。

 

 

 

 

以上です。

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