【2023冬アニメ】NieR:Automata Ver1.1a【1話2話3話感想・評価】

公式サイト:『NieR:Automata Ver1.1a』(ニーア オートマタ Ver1.1a)TVアニメ公式サイト (nierautomata-anime.com)

【1話2話3話感想・評価】 点数:72

はじめに

本作は2017年にPS4で発売されたゲームソフトのアニメ化作品だ。余裕で私は知らなかったがNierシリーズは2010年に1作品目が存在していたとか。原作未プレイの私が感想を書くには的外れな気がするが、アニメ勢として最低限の情報発信はさせていただきたい。公式サイト掲載のキャッチコピーは「これは呪いか。それとも罰か。」、TV-CMのキャッチコピーは「命もないのに、殺しあう」。あ、中二病だ。

外人がエッチなコスプレをしているイメージが強くてすいません。内容はゴリゴリのシリアスファンタジーで、5012年に飛来したエイリアンと彼らが生み出した宇宙生命体により人類は絶滅しかけたらしい。残った人類は月に逃げ延びており、主人公2Bらは人類の最終兵器のアンドロイド<ヨルハ>部隊であり、その活躍と軌跡を描く作品となっている。

人気作という事もあり、アニプレ/スクエニの全面バックアップもあって高クオリティが維持されている。ただ原作ファンの熱が強いので先のチェンソーマンの様に賛否が分かれる気がしてならない。各話の最後には人形劇でマルチエンディングや作品について解説をしてくれる。このスタッフ余裕があるようだ。想定外のコロナによる延期が決まったけど。

1分で終わるけど結構面白いぞ。

1話2話3話概要

1話は世界観の説明よりも、作品のクオリティや雰囲気を描くような戦闘描写が中心だった。なのでこのあたりは割愛する。

目標の超大型攻撃兵器を破壊する事が目的のようで、9Sが瀕死になり2Bが取り乱すシーンもある。アンドロイドなのに人間のような存在に見えた。

最後はブラックボックスを使って一帯を吹き飛ばして任務を完遂する。9Sは2Bの記憶をバックアップしていたため2Bは記憶を継承していた。しかし9Sの分は間に合わなかったようだ。それを惜しむ2Bが描かれる。

どういうシステムかわからないけれどルービックキューブをぶつけると規格外の爆発が起きる。

2話では壮大な音楽と共に機械生命体の様子が描かれる。Diaryや人類史を見る事で何かを得ているようだ。

種をまき、水を与え、花を育てる機械生命体の様子が描かれる。可愛いけどなんですか?これは。

視点が変わって人類目線に。地球でも戦っている人がいるようで、彼女らレジスタンスが死ぬまで戦う事を強いられている事を嘆いていた。

人間っぽいが地上にいるのは全部アンドロイドらしい
こちらが地上で戦うレジスタンスのリリィ

2Bのメンテナンスが終わり司令官の元に向かう。どうやら地上のレジスタンスと連携して情報収取をしてほしいとの事。ちなみに担当者は行方が分からなっているらしい、なんて不穏なんだ。行先は砂漠地帯。

人間が居るのはこっち側だけなのかもしれない。

ちょいちょいマギレコのような描写が入る。機械にも大切なものがあるそうで、花を踏んで歩く味方に嘆く機械生命体が描かれる。

劇団イヌカレーリスペクトを感じる表現だ。

レジスタンスのリーダーであるリリィと2B達は会話する事に。

後ろ姿も良い。

魂の無い機械生命体が言葉を話す事があり殺しにくいなんて話も出る。この作品の機械は機械っぽくないやつが多いな。イヴの時間を思い出す。

地下空間では人間の真似事をしている機械生命体達が。

魂って言うか性欲が宿ってんのよ。

どう見ても人間のような特殊な機械生命体と戦闘になる。強すぎるので撤退する所で3話が終了。

すっごいGANTZっぽい雰囲気の敵キャラ。良いと思います。

HighLight

「命が無いのに殺し合う」、「機械なのに魂が宿り始めている」これらのテーマはどう考えても面白くなる気がする。幸い最強企業のバックアップもあるのでクオリティがおかしくなることは無いだろう。完走してしまえば良作になる事は手堅い。お花を育てるロボとその顛末が良かった、言葉は不要なので圧倒的枚数の画像で雰囲気をお送りする。

ついでに2Bのデザインを考えた人天才過ぎやせんか?画面に映っているだけで目で追っかけてしまう魅力がある。作品の人気が出たのは彼女のデザインのおかげが何割なのだろうか。物語が進む中で彼女の人柄も魅力になりそうなので楽しみにしている。

デザインで天下を取ったキャラクター。ゲーム全く知らないけどこのキャラを見た回数はとても多いからね。

LowLight

なんで放送延期したかというと「中国ゼロコロナ」の影響が結構重たいとか。お陰様で感想記事を書く余裕が出来たので若干助かってしまった。エンドロールを見ると上海なんてワードもあるのでこのあたりの影響なのだろう。

中国系の協力企業が身動きを取れなかったのだろう。再開を待とう。

過去の統計ではゲーム作品は一定の評価は得られるが、大跳ねする事は少ない。人気作を原作としているので「原作の方がいい」と言う声が出るのは必至であり、「え?じゃあアニメで盛り上がっている俺らは一体」となりがちなのが理由にありそうだ。現状良作になりそうな雰囲気はありそうだけど。

まとめ

ちなみにED主題歌はamazarashiだ。アンドロイドが人間になり変わる事をテーマにした曲は昔からあるので納得のオファーだ。主題歌は「アンチノミー」だが、ここではamazarashiの名曲「アノミー」を紹介する。サビの感じも寄せてるので完全に狙ってますわこれは。

世界観的には86とかアークナイツが近い、主題歌はamazarashi。あれ?3倍満か?状況証拠では凄い好きに成れそうな作品なのだが、私個人は現状そこまでの熱量は無い。かなり丁寧な立ち上がりを見せているのでまだ作品を見極められていない感じがする。

そもそも1クールで終わるんですか?とか2クール使った方が良くないですか?とか思う所は色々あるのだが、まずは原作ファンを納得させるような出来になる事を期待したい。

応援しているので頑張ってください。
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