公式サイト：よふかしのうた
【１～２話感想・評価】※期待度★★★☆☆
[結論]雰囲気アニメだっていいじゃない
圧倒的な夜感が出ている本作。これリアルタイムで見たらいい感じにフワフワした気分になるだろうな。そんな私は録画組。吸血鬼と吸血鬼になりたい少年の深夜徘徊の物語。原作はサンデーの漫画、でいいのだろうか？きっと連載中だから完結もしないのだろう。人から聞いた話だがナズナちゃんの吸血音は雨宮がほんとにやっているらしい。話変わってきたな！
[HighLight]
明確な謎があるわけでもなく、吸血鬼に恋するまでの時間をノラリクラリしている雰囲気アニメ。雰囲気アニメというと聞こえは悪いが本作は良作。夏の雰囲気アニメといえばのんのんびより、夜といえばこのアニメになるかもしれない。よく動くという感じではない、とにかく画面的に静かな時間続くが絵柄は原作踏襲しつつも可愛いし、絵が崩れることもなく非常に優秀。
明確にテーマがなくても、メッセージがなくても、劇的な内容じゃなくても、いい作品は作れるという一石を投じられた気がする。これだけのスタッフを揃えながら贅沢な作品である。さすがノイタミナ。
[LowLight]
良くも悪くも地味、吸血鬼と人間をテーマに添えながらも基本的には人間の中の悩みや、苛立ちと向き合うアニメ。化物語にイメージが近いだろうか。アレに比べるとあっと引き込まれる演出や展開が少ないため、視聴者を流し見させてしまう弱さがある。一度流し見をすると作品に入り込めず、人間ドラマを100%受け取れない状態になる悪循環を持っている。「あーなんかよかったよね、あの雰囲気好き」これ以外の感想が出てこなくなる可能性がある。これも決して悪いことではないのだが。
【最終話感想・評価】
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