公式サイト:最近雇ったメイドが怪しい
【最終話感想・評価】点数:74
はじめに
遅れてきたため、遅れて放送終了となった「最近雇ったメイドがあやしい」。ただただリリスが可愛いだけのアニメだった。高橋李依ファンが喜ぶだけじゃねーか、主人公とメイドのやり取りがずっと一緒じゃねーか。と言う声もあるでしょう、その通りです。しかし褐色ヒロイン応援委員会の理事を務める私だからこそ、このアニメを応援したい。可愛い女の子をダラダラと眺めたい、そんなあなたにオススメする作品となったこの作品を紹介したい。
褐色ヒロイン応援委員会としてキャラの画像を張りまくっただけの前半戦はこちら:
最終話概要
まずは終盤の話の概要から。
リリスが前に務めていた同僚ナツメが登場し、リリスを屋敷に連れ戻そうとする。なんせリリスが今務める屋敷の主人は小僧だし、経済的にも怪しいものだから友人として当然の行動なのだろう。しかし、最終話では主人公の人柄と関係性を認めてくれてた。ナツメの主人も現れてナツメは連れ帰ってくれたようだ。
そして回想シーンとなる。OPで髪の長いリリスが描かれていたが、過去の話だったようだ。過去の経緯をまとめるとこうだ。リリスは親を失い身寄りが無い状態となったところを、両親の友人に引き取られる。これが本作主人公の両親でもある。どうやら親同士が仲が良かったらしい。
主人公は相当小さい時期だったので記憶が無いようだが、大昔は二人は同じ屋敷で過ごしたことがあったようだ。そこでリリスがコンプレックスとしていた、特殊な瞳について主人公から綺麗と言われる。このクソガキ昔からクソガキだったようだ。
その後リリスは屋敷に使えるため全寮制の使用人の学校に通うこととなる。
そしてナツメと同じ屋敷で務めたあと主人公の両親が事故で他界したと聞きつけ、急いで主人公の屋敷に戻ってきたのが1話だったということだ。二人は主人公の両親に墓参りに行く。
その後冬の街中をデートしたり、雪の日にいちゃついたりして終了だ。
HighLight
良かったところは、前半でも書いたがサブキャラが出張り過ぎないのが良い。ナツメや堀江由衣も舞台装置の範囲で、あくまでメインは「リリス」という体を守ってくれた。
2つ目はシンプルだがリリスが主人公に仕える理由も好みだった。いや、リリスの両親亡くなってて、主人公の両親も事故死ってその瞳完全に呪われてますやん。という気もしたが一旦置いておく。これはフィクションなんだそんな細かい事気にするなよ。
主人公の両親はこれっぽっちもそんな打算は無かっただろうが、結果として善行が善行を呼ぶような物語になっていて気持ちが良かった。そうだよなーやっぱそういう所あるよなーと、作者の心の光に思いを馳せながら作品の感想を自分の物にしていく。深夜アニメの醍醐味だよ。
LowLight
次は一応悪かった所を。
いまさらやってること全部一緒じゃねーかと文句を言うことは無い。実はこのアニメ作画ギリギリだったのだ。キャラクターのアップで尺を稼いだり、動きの少ない描写で何とかしていたりと省エネ感が否定できない。大多数の視聴者は気にならなかったと思うが中盤は結構ギリギリだ。最終話の墓参り以降はそれなりに持ち直しているのでそこは問題ない。
まとめ
総評としてはもちろん良かった。昨今勢いがなくなった褐色ヒロイン委員会も大喜びだ。黒人が奇抜な衣装を着ると似合うのと同じで褐色ヒロインはどんな衣装を着せても似合ってしまう。恐らく非日常的な衣装が、日常にいない褐色ヒロインと逆にマッチしているのだろう。委員会が推薦しているヒロインをいくつか紹介する。
あなたはお気づきになっただろうか。『褐色ヒロイン応援委員会』とは名ばかりで、ただの『恵体信仰委員会』だということに。