【2022夏アニメ】カッコウの許嫁(継続2期)【1~2話感想・評価】

公式サイト:カッコウの許嫁

【1~2話感想・評価】期待度★★☆☆☆

[結論]オールドタイプのラブコメ作品、王道に王道を塗り重ねた仕上がり。

王道を理解していなければいい作品は作れない。なんて言葉をどこかで聞いたことがるがこいつは王道を行き過ぎている。初めて会う許嫁に会いに行く途中で、偶然衝突した女の子と少し街を歩くことになり、不良に絡まれてそれを撃退する。解散した後に許嫁に会ってみれば「あ~あの時の女!」「あの時の男!」である。喧嘩売っているくらい王道を行った作品。五等分の花嫁の後は追えるのだろうか。

[HighLight]

許嫁なので親に言われて同居を始めるとか、主人公の男にはクラスに好きな人(負けヒロイン)がいるんだ!とか、人工知能が書いた作品かと疑いたくなる作品だが、若干工夫されている箇所がある。タイトルの通り出生時の取り違えが起きているのだ。男女で取り違えるってどういうこと?という気がするが注目すべきは主人公の妹である。

彼女が注目の妹、可愛いけど15年一緒に過ごしてんだぞ?

妹は15年以上同居していた存在だが、取り違えが発覚したことにより血がつながっていないということになり、恋愛対象に発展していく。

サンキュー、ドラえもん

もはや実妹を恋愛対象にするために弾き出した設定といっても過言ではない。令和版「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の誕生である。新しい設定を考え出したその気持ちが良かったと思うのだ。

[LowLight]

まずは絵柄が若干安っぽいのである。エフェクトと瞳の書き込みでごまかされがちだが、気合の入った動きのあるシーンは少ない。1期のOPぐらいだろうか。

伝わるだろうか、瞳の書き込みを除いた時の安っぽさが

次にヒロインがこれっぽっちも期待を裏切ってくれないのである。予想通りのコースに、予想通りの球種が、予想通りの球速で飛んでくる。この退屈さが伝わるだろうか。24話やればサムライフラメンコでも面白くなったのにこのアニメときたら2クール消費して得たものは”妹はちょっとかわいい”くらいの印象でしかない。五等分の花嫁は女性にも人気が出た上に海外人気も圧倒的であった。あれだけの作品がポンポン出てもらっては困るが、比較対象が強くて肩身が狭そうである。

いい意味で予想を裏切ってくれた中野二乃投手、奇しくも妹と似たようなポーズ

期待度が低いのはアニメでは完結しないと思っているため。漫画原作の宣伝用アニメの弱いところである。

【最終話感想・評価】

最終話の感想はこちら:

タイトルとURLをコピーしました