【2023冬アニメ】とんでもスキルで異世界放浪メシ【1話2話3話感想・評価】

公式サイト:TVアニメ「とんでもスキルで異世界放浪メシ」公式サイト (tondemoskill-anime.com)

【1話2話3話感想・評価】 点数:66

はじめに

なんだ”1話2話3話感想”って、見たことねえぞ。すいません後回しにしていたら2週間も遅れてしまいました。1~3話概要が長くなってしまったので忙しい人は目次で移動してくだされ。

本作『とんでもスキルで異世界放浪メシ』は小説家になろう出身のライトノベルでオーバーラップ文庫出身の作品だ。連載開始が2016年1月で出版が同年11月だなんて凄いサクセスストーリーじゃないか、きっと特別人気のある、もしくは魅力のある作品だったのだろう。

ED後は5分アニメのようなサイズ感で小話を用意してくれる。たまにこれをやっているアニメがあるが、大体が制作に余裕のある丁寧なチームがやっているイメージだ。先に言っておくが3話まで概要を書いたので結構な文字数になってしまった。忙しい人は目次で移動する事をオススメする。

メシの作画が良い。いや、メシ以外の作画も良いんだけどさ。

1話2話3話概要

主人公は勇者として呼び足された高校生達に紛れて異世界に来ていた。鑑定の結果特別強力な力は無いらしいので、生活費だけ受け取って隠居する事を申し出る。

固有スキルは「ネットスーパー」あとはアイテムボックスとか鑑定なんかもあるらしい。

異世界での生活やステータス表示などを満喫し、自身の固有スキル「ネットスーパー」を試してみることに。

GUIにコインを押し付けると入金されるシステムだった。

主人公はそのまま胡散臭い国を出る事とする。馬車にに乗せてもらい、鑑定スキルなどこの世界の事情を聞く主人公。そして国境の村?についたところでフィーネン王国に行く馬車運行が停止中になっていることを知る。国力の低下を警戒して国が人の流出を防いでいるようだ。

人の流出を防ぐって限界ギリギリの国がやることでは?

冒険者ギルドで金貨8枚を支払い、徒歩での移動での護衛を依頼する。すぐにパーティが見つかり翌朝出発する事となる。昼食ではサンドイッチやスープを提供する。珍しい食事に喜んでもらえたようだ。異世界アニメの中で一番常識人が多い気がする本作。

パーティはなかなかいい仕事をしてくれてそれに報いるように料理を振る舞うムコーダ。1話の最後にフェンリルが現れ食事を要求する。胃袋を掴んだようで食事目的のフェンリルと主従契約をする事となる。ここで1話が終了。

従魔契約までした所で1話が終了。

肉を所望するフェルと肉の在庫がなくなった主人公。フェルに自分で取ってこいと言うとBランクのロックバードを捕まえてくる。なんか強い魔物だったらしいが、うまそうな照り焼きになってしまう。

ドラクエのロック鳥ですね、分かります。

フェーネン王国の国境は護衛パーティのリーダーが良い感じに説得されてフェーネン王国に入る。異世界作品至上もっとも良さげな雰囲気だったパーティとはここでお別れのようだ。

異世界作品ベストパーティにノミネート不可避。

商人ギルドに入会を希望する主人公、屋台や行商をするのでアイアンランクになる主人公。その後は塩と胡椒を転売して荒稼ぎする事が出来る事に気付くシーン。黙っているとどんどん値段が上がっていく。金貨8万枚貯めるはこっちが先になるんじゃないか。

またしても冒険者ギルドにくる主人公。まずはGランクの仕事から始めるようだ。ついでにラストはフェルの強さが発覚する、モンスタファームを思い出す様なフルモンだったようだ。ここで2話が終了。

えっとね、年齢が1014とかだったと思う。見切れてるけど。

Gランク人は鑑定スキルによって速やかに完了する。そしてまた連れてこられるロックバード。

ロック鳥再来。

フェルが食用でオークまで持ってくる。二足歩行の生き物は食いたくないのはなんとなくわかる。回収した魔物をえくぼに届ける主人公。机頑丈過ぎないか。

大量のBランク魔物とAランク魔物を支えるSランク机。

フェルをグレートウルフとすればあまり注目が集まらないと考え、その上で1か所に留まるのはまずいと考える主人公。こうしてタイトル回収となる放浪生活が始まる。どうやら主人公の料理を食べると力が五割り増しになるようだ。この主人公アイルーの猫飯と同じ機能を果たすようだ。

 アイルー5体の状態で「乳と酒」を選んで、体力+50 スタミナ+50するアレな。

最後はフェンリルが魔物相手に無双する様子が描かれる。今後、太っている友人に「オークジェネラルみたいな体型してんな」と言う事にしようと思う。3話にしてEDが披露されて3話が終了だ。

長かったあらすじが終了。

HighLight

異世界作品は描きたいシーンまで走りがちだが、本作は移動というシーンすら30分かけてじっくり描いている。結構な数を見てきたがこれを丁寧にしている本作は珍しく、人気があるのも頷ける。

内容の方では想像力豊かな作者によって細かな描写が描かれている。通常の異世界作品では無視されているような下りも丁寧に描かれる。兎にも角にも制作会社の恩恵が大きい、クオリティがとにかく高い。

1話の普通の冒険路線もよかったかもしれない。

LowLight

あと夜に見ると普通に腹が減る。飯テロ。

むしろ1話の普通の冒険者たちとの旅が見たかったのは私だけだろうか?フェンリルを中心とした強すぎる味方と美食を追及していくようだが、飯ウマい→味方強いのループになっちゃいます?正直あらすじを書くので力尽きた。というのと、優等生な作品が淡々としたストーリーを進めているのであんまり取り上げる事が無いのが本音だ。

まとめ

1話のリアルな冒険は結構良かったかもしれない、FF9の冒頭のような旅立ちのわくわく感があったと思う。そこに加えて嫌味の無い主人公と内容だったので、転生作品が苦手な傾向にある私でもかなり見やすかったと思う。

登場人物が良い人が多い。本当に珍しく。

劇的に練りこまれたストーリーと驚きの展開!私のような萌え豚向けの美少女キャラクター!という要素が無いのですごく評価しにくい。クオリティが高いのと好きな人が好きな内容なのはすごく理解できるので私の点数はスルーしてもらって結構だ。最初想定していた作品よりもずっといい作品だったので良かったと思う。え、最終話感想書きにくい事になるんじゃないかこれ(予防線)

腹が減るアニメだ。はやくチェンソーマンの続きも作ってほしいのですが。
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