【2024春アニメ】月曜日アニメ反省会

はじめに

こんにちわTKタローボーです。夏アニメが始まっている真っ最中に、春アニメの反省会を開始したいと思います。

卒業式直後ってなんか学校生活が素晴らしい時間だけだったかのように感じますよね。アニメ視聴もそういうフワフワがあるので、ちょっと間をあけてからだと冷静に感想を書ける、、、、気がする。

神は遊戯に飢えている。54点

結果的にクソアニメの下限(55点)を下回る“抜きん出たクソアニメ”という称号を手に入れる事となった。

作者オリジナルかつ高難易度のゲームを舞台に、神様と闘う物語だったが、作画がクソ悪いという痛烈なウィークポイントを火種として、「作画悪くて見る気にならない」→「なにやってるかわからず面白くない」→「理解する気にならない」→「なにやってるかわからず面白くない」という地獄のスパイラルにハマっていた。

厳密には種明かしを聞けば最低限の内容は理解できるのだが、「これの何が面白いのかわからない」というのが正直な感想だった。

理想を言えば、ゲームの謎を視聴者と一緒に考えていくような作品になれば良かったのだが、いかんせん超常現象や特殊能力の絡む種明かしが多すぎる故に、推測できない、推測する気にならない内容が多すぎた。

通常の世界で殺人事件を題材にするような作品であれば、現実の物理法則にのっとった範囲で謎を解こうとするので視聴者もついてくるのだが・・・

謎解き要素を含むくせに、その種明かしに超常現象を含むと、本来のターゲット層だった”真面目に考察しようとしてくれる人”を馬鹿にするような構図となってしまう。これは今後のアニメもたぶん気を付けた方が良い。最低限、映像美やキャラ愛が湧くクォリティがあればよかったが、、、この点は言うまでも無い。

この作品に関しては、視聴者の「ふーんそうなってたんだ、そもそもどうでもいいけど」と言う声が聞こえてくるようだった

月が導く異世界道中 第二幕 2クール目 61点

1話2話くらいの感想で「なぜこの作品が継続2クールなのかがワカラナイ」とは言ったが、大分理解できる気がしてきた。

本作は王道の王道の王道を行く異世界なろう系作品と言えるのかもしれない。

ルトを別格の位置においてそれらと対等以上の主人公、明確にその格下のソフィアにぶっ飛ばされる勇者。

この階段のような強さの構造は“誰がどのくらい強いのか”が分かりやすく、さらには“同格と思われるあいつとあいつはどっちが強いんだろう”といった、少年心をくすぐる良い表現だと感じた。

物語終盤で従者のと主人公がパラレルで戦闘を繰り広げたり、最終話で本名を名乗り、本来?の武器である弓を披露したりと「この展開あついっしょ」という王道展開を見せてくれた。

結局ソフィアはルトに殺されたりと、「これやっとけばある程度面白いっしょ」という展開が詰め込まれているので、良く言えば無難に面白い、悪く言えばどっかでみた内容の詰め合わせ、と言える作品となっている気がする。

なろう系作品では急に作者の価値観を豪快に披露する語り、というか自己主張激しいシーンが多く、私はそれが結構苦手なのだが、この作品にしてはこういった作者のスメルを感じるシーンが少ない。キャラが作者を投影していると感じなかったのは私だけだろうか?

キャラがキャラとして動いているのはこの作品のめちゃくちゃ良い所だと思う。

私個人はそもそもこのジャンルが苦手なので点数は低めだが、このジャンルの作品としての出来は決して悪くない。そんな作品。

終末トレインどこへいく? 70点

「SHIROBAKO」の水島努×横手美智子で送られた本作は、池袋までの旅路の中で起こる苦難(コメディ)をエンジョイしながら葉香との再会+和解を目指す物語だった。

基本的にはこういうカオスな世界観のアニメ作ってはしゃぎたいというクリエイター陣の欲求から始まっているように感じるが、我々も見ていてなかなか楽しめたのが事実でもある。

7Gで変わっちゃったけどそれに対応して修正しようとする彼女らと、葉香と喧嘩しちゃったけど和解しようとする静留から、一貫して「こうなっちゃったんだから今できることをやろう」という前向きな姿勢を感じる。この少女たちのメンタルは正直我々も見習った方が良い。

とか真面目に読み取ろうと思ったけど、ぶっちゃけこのカオスな世界観を映像にしたかったというのが正直なところだと私個人はおもうのだgボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボ

ボボボボボボボボボボボボボボボボ(カンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカン)

転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます 67点

まず絵柄がクソ良かったですね。アニメーション制作を担当したつむぎ秋田アニメLabという会社は本当に偉い。この作品の99%がこの絵柄の良さに収束すると思う。

ファンタジーと剣技の両方を150点のアニメーションで描き続けていたし、私は映像の凄さを言葉にするのがめちゃくちゃ苦手なのがそれはもう超すごかった。

その反面、クソ制作会社が担当していたらガッツリクソアニメになっていたと思う。

ちょっと話が変わるが、この作者はおそらく我々と同世代と推測する。本作の節々でその片鱗を感じた。具体的なシーンを上げていく。

まず、3話くらいのリッチとの戦闘のシーンで、魔術と呼吸を組み合わせるシーンなんかは「NARUTOの」風遁螺旋手裏剣そのものだし、そのちょっと前にタオに洞窟の入り口の方向にぶっ飛ばされながら冷静に考える主人公はHUNTER×HUNTERのネテロ会長に吹き飛ばされるネフェルピトーそっくりだった。

さらには最終話で主人公が分身に紛れて攻撃し、ギザルムが「本物は武器だけか!」ってシーンとか、煙と分身の中でモラウのキセルを受け止めた時のユピーのやりとりそのままだよね?

これをパクリと言うのかオマージュというのか私にはよく分かりませんが、気づく奴は気づくからなと言う感じだった。はっきり言ってそこは萎えポイント。他にもいっぱいあったんだろうなぁ。(原作にあるのかアニメで増えたのか知らんけど)

Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ

数話だけみて見てられなかったので見るの辞めました。

狼と香辛料 merchant meets the wise wolf 74点

「商人のやりとりから経済のこともなんとなく分かるから勉強になって面白い~(略」と聞いていたがぶっちゃけ「ホロ可愛い」がメインのアニメだった気がする。

この作品の良さというか特徴を上げるなら、ロレンスとホロ、この二人に徹底的にフォーカスを当てている事だろう。要はこの二人を定点観測することとして、周囲の環境をガラリと変えてこの二人がどんな反応をするのかを見ていく。そんな構造に感じた。

それが命の危機であったり、証人としての危機であったり、親密になる前、後、一発逆転のドキドキの中にいる最中。シチュエーションを色々変えて、この二人が何を思い、何を言葉にして、どう行動するのか?これを楽しむことこそが、本作の特徴だと思う。

要はホロとロレンスに絞ってレバレッジをかけたような作品なので、この二人が好きな人はめちゃくちゃ楽しめるし、この二人が気に入らない人は全然楽しめない。そんな作品だ。

ぶっちゃけ自称頭脳派オタクが「ケモミミ美少女ちゅきぃ♡」って言うことに抵抗があるから「この作品は経済を勉強する上で~」みたいなカモフラージュの仕方をしているのが実情じゃないのか?

近い友人にこの作品のファンがいるのでこの後怒られるかもしれない。クォリティは高いし、内容も足しかにあるっちゃあるし、ホロ可愛いのでこれは高評価と言わざるを得ない。ケモミミ美少女ちゅきぃ♡

まとめ

まとめるとぉー

 

文句言ってるけどめちゃくちゃ楽しんでるってことが伝われば良いと思ってます。

 

 

 

 

以上です。

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