こんにちはTKタローボーです。人生の新しい1ページがめくられるこの季節、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私はというと、新アニメの評価で忙しい中、某国の情報機関から「人の心をえぐる雑記を書け」と指示を受けたので、今回そういう雑記を公開しようと思います。
本記事では「クソ雑魚ナメクジならぬ、中堅ナメクジが取ってしまう雑魚行動2選」という内容をお送りする。内容は、世間一般や周囲の人から「どうしようもねぇな、こいつ」と思われているようなクソ雑魚ナメクジではなく、人間社会に溶け込んでいる“ある程度優秀”とされている中堅ナメクジをターゲットに、ガッツリダメ出しをしていく。
この記事を読んでいて「あ、自分にも心当たりがあるな」と感じた方は、傷つくことを避けるために、この記事を読むのを辞めていただいても大丈夫です。
もしくは、記事の内容を読み切って、少し傷つきながらも自分が見直すべきと事向き合って生きていくのか、あなたが選択してください。
私はどちらでも構いません。
それでは人間社会に溶け込んだ中堅ナメクジの生態について話していきましょう。
「苦しい時に、得意なことに逃げる」
まず1つ目の特徴が、苦しい時に得意なことに逃げる。という行動パターンだ。
大前提として、得意なモノがある事は素晴らしい事であり、長所が一つもないクソ雑魚ナメクジに比べれば、やはり中堅ナメクジは優秀であると言わざるを得ない。
長所を武器として戦うことは資本主義社会において強力な行動であり、多くのナメクジはまずここを目指すと良いだろう。
では、何故この「苦しい時に、得意なことに逃げる」が雑魚行動と呼ばれるかと言うと
“判断を誤ってしまうから”である。
ビジネスシーンで例えてみよう。
とある企業で働くナメクジ課長は真面目で仕事が丁寧で、長時間労働するタフさがあり、責任感の強いリーダーだ。社内では誠実で優秀な人間と評価されている。
彼は若手社員時代から、膨大な業務を任された時も「真面目に淡々と業務を処理していく」という基本にして奥義となる力で多くの業務をさばいてきた。今回このナメクジ課長の得意なことは「真面目に淡々と業務を処理していく力」とする。
結果、社内で優秀さを評価され、課長に昇進する。そして真面目で優秀・頑張り屋の上司に、ナメクジ課長の部下達も厚い信頼を寄せている。
そんな彼が取りまとめるチームに繫忙期がやってきて、業務量が増えてきた。部下の残業時間も40時間を超えており、チームの負荷が確実に高くなっている。
このシーンにおいて、「苦しい時に、得意なことに逃げる」ナメクジ課長は部下にこう発言する。
ナメクジ課長「業務が増えてきて、みんな忙しいと思う。でも1つ1つ終わらせていけば必ず終わりは来る。落ち着いたときに”あの時は大変だったと笑い合えるように”みんなで協力して乗り越えていこう!!!」
部下ナメクジ「「「「はい!!!!」」」」
これが中堅ナメクジが取ってしまうNG行動である。NG行動と言うか、「それあってんのか?」という行動だ。
例えば、新規チームの立ち上げ直後で、部下全員が慣れない業務をしているために残業時間が多くなってきてしまった。
こういったシーンであれば、1か月2か月高い負荷をかけることに意味がある。
部下同士の業務改善やプロセスの最適化により”チームが成熟することで業務量は変わっていないのに、チームの負荷は下がっている”という状況を作れるかもしれない。
要するにチームとして伸びしろがある場合は、多少愚直に負荷に耐えることが有効なのだ。この場合、このナメクジ課長が行う「真面目に淡々と業務を処理していく力」が有効となるかもしれない。
また一方で、長年継続してきたチームの業務量が増えてきているシーンでこのナメクジ課長の「真面目に淡々と業務を処理していく」という行動をとったとしよう。
この場合、長年継続してきたチームであれば業務の改善やプロセスの最適化により状況を打開できる可能性は低く、チームの頑張りで、一時的な嵐を乗り越えたとしても、「じゃあ次の嵐が来たらまた同じことすんの?」なってしまうわけだ。
つまり、ナメクジ課長は自身の置かれている状況を誰よりも理解して、最適解として「真面目に淡々と業務を処理していく」のか「上層部に人員の強化を依頼する」のか「客先への業務量or金銭の調整をするのか」これらを判断する必要がある。
部下として優秀だったナメクジが課長となった時、“得意なことに固執する。その結果正しい選択肢を頭の中から削除しまう”という悲劇が発生する。
さらに恐ろしいことに、上記のケースの場合、部下はナメクジ課長への信頼が厚く、苦しい状況を乗り越えるナメクジ課長に対して上長の信頼も厚いままなのである。つまり、間違った行動をしていることに誰も気が付けないのだ。
この問題の本質は“得意な事に依存するから他の選択肢が見えなくなっている“ということにある。
上記はビジネスシーンの話だったが、私生活や対人コミュニケーションでもこの行動をとる人は少なくない。
具体例を挙げていこう。
ゲームで例えるなら「俺は勝てない相手と正面からは戦わず、勝てる状況を作ってから戦う利口な男だ」と言って、本当は勝てるかもしれない相手から逃げてしまう。
恋愛で例えると「初対面の女の子とデートするときは、この町で買い物してここで飯食えば安定する」といって相手の女の子の趣味趣向と向き合わず、体裁だけとるデートをしてしまう。
対人コミュニケーションにおいては「知らない話題の時は参加せず黙り込む」、「苦手な話題の時はボケれるポイントを見つけて、早めにボケて話の空気を変えようとする」。
これらはこれまで、「黙っていれば問題が起きなかった」経験があり、それが得意な行動になっている雑魚ナメクジや、「俺はどんな話題でも笑いを取れる」とボケようとする中堅ナメクジが取る行動の代表例だ。
戦闘シーンがワンパターンなバトル漫画も「得意なことに逃げる」の代表格であり、私がアニメの感想を書くときにネタがなくなったら「女体(にょたい)ネタ」を擦ろうとするのも「得意なことに逃げている」と言えるだろう。俺が30年間生きた結果、身に着けた得意なことが女体ネタ擦るって、マ?
ほんならばどうすればええのか?
これに対するアクションプランは極めて明確である。
それは「日常生活の中で”得意なことに逃げようとする奴”を探す」これだけである。
この記事を読んだ諸君は世界の解像度が1つ高くなったはずだ。今後、この行動をとるナメクジを探し続けることで、「あ、こいつやってんな」「このムーブだせぇな」と認知できるはずだ。
飯食っているときにクチャクチャいうやつ、通称「クチャラー」が嫌いなんだよね。と豪語する奴がクチャラーである可能性は極めて低い。
そんなやつ居たら逆におもろい。他人のNG行動を明確に認識できれば、自分の行動が変わってくるはずだ。
諸君らも今後の日常生活において、「あ、こいつ今自分が得意な形に逃げ込もうとしているな」と感じたときは、不敵な笑みを浮かべるといい。
そして、中堅ナメクジが取ってしまう雑魚行動の二つ目が「具体から抽象に逃げる」だ。
「具体から抽象に逃げる」
「これを記事にしてしまうと、多くの人を傷つけることになるからやめておけ」とFOXから抑止されていたのが、”雑魚が目を背けたくなる事実こそが、悉く真実である”という鬼畜眼鏡先輩の意思を尊重し、それを伝えることとする。
これは諸君らが日常生活、打ち合わせ、居酒屋で目にしている光景だ、1日4,5回見る人もいるし、自分でやってしまってい人もいるだろう。
だからこそ、説明よりも実例を書いてしまう。
「具体から抽象に逃げる」やつはどいつだ?と考えながら、後述する会話劇を読めば一発で認識できるはずだ。
居酒屋にて会話する3人のナメクジ。(内一体は雑魚行動をとるナメクジ)
Who is the imposter?
ナメクジA「ねぇあのさぁ、やっぱり転職ってしたほうがいいのかな?」
ナメクジB「え、どうしたの急に。転職したいの?」
メクジA「いや、尊敬してた先輩が転職しちゃってさぁ。俺も30だから転職考えたほうがいいのかなーって」
ナメクジC「先輩どこに転職したの?」
ナメクジA「NEC!」
ナメクジB「え!すごっ!」
ナメクジC「大企業じゃん!!」
ナメクジA「ねーだから俺もどうしよっかなって」
ナメクジB「んーやっぱり目的によるんじゃない?お金が欲しいとか、やりたい仕事があるとか、今の仕事が辛いから変えたいとか」
ナメクジC「そうだねぇ」
ナメクジA「んーお金に困ってるわけじゃないんだけど、漠然とした焦りがある気がするんだよねぇ」
ナメクジB「例えば、年収600で良い!だったら転職しなくていいし、40歳で1000万欲しい!ってなったら転職するし、やっぱり目的次第だと思うなぁ」
ナメクジC「う~ん、そうだね。人それぞれだね。」
そうです、インポスター(雑魚行動をとるナメクジ)はナメクジCです。
これが具体から抽象に逃げるやつの代表的な例です。少し場面を切り取っていこう。
ナメクジA「ねぇあのさぁ、やっぱり転職ってしたほうがいいのかな?」
ナメクジB「え、どうしたの急に。転職したいの?」
→話題の提案とそれに対する掘り下げの構図。
ナメクジA「いや、尊敬してた先輩が転職しちゃってさぁ。俺も30だから転職考えたほうがいいのかなーって」
→話題の具体化、世間一般の話ではなく自分の話であると開示している
ナメクジC「先輩どこに転職したの?」
→話題の掘り下げだが、間違った行動である ※ここについてはそのうち別の記事にする。
ナメクジA「NEC!」
ナメクジB「え!すごっ!」
ナメクジC「大企業じゃん!!」
→他人の実績で盛り上がる。話題としてはクソofクソだが、主題とズレるため割愛する。
ナメクジA「ねー、だから俺もどうしよっかなって」
ナメクジB「んーやっぱり目的によるんじゃない?お金が欲しいとか、やりたい仕事があるとか、今の仕事が辛いから変えたいとか」
→結論から一歩ずらしたヒントのような道案内。巧みなコミュニケーションだが、これも割愛
ナメクジC「そうだなぇ」
ナメクジA「んー仕事が辛いわけではないけど、収入に対して漠然とした焦りがある気がするんだよねぇ」
→より自分の課題を具体化している
ナメクジB「例えば、年収600で良いです。だったら転職しなくていいし、40歳で1000万欲しい!ってなったら転職するし、やっぱり目的次第だと思うなぁ」
→収入の不安に対して、具体的な判断基準を提示している。
ナメクジC「う~ん、そうだね。人それぞれだね。」
→抽象に逃げた
ナメクジAとナメクジBは、ナメクジAの課題を解決するために、より課題を具体的にし、判断基準、対策を具体的に提示しようとしている。
つまり、この居酒屋飲み会における「収入を課題とした転職に関する判断基準」を具体的に作ろうとしているのだ。
これを邪魔しているのがナメクジCである。
ナメクジCはこの話題がつまらないのか、話題が難しいのか、とにかくこの話題を終わらせようとしているのだ。
ナメクジAとナメクジBが課題を解決するために議論しているにも関わらず、だ。
例外として、同じ話題が1時間続いていたり、会うたびに同じ話題をしたり、同じ席に座っている女の子ナメクジDがいて、その子が退屈しているのであれば、話題を切り上げたくなるナメクジCの判断も悪くはない。
しかし、多くのパターンでは「話題が難しく、具体的な提案ができなくなり、脳の処理が追い付かず、ギブアップとして”具体から抽象に”逃げている」のだ。
要するに、難しい話についていけなくなったので白旗を上げているのである。
少し脱線して、この世の原理原則の話をさせてほしい。
この世の原理原則として具体例を挙げる方が難しいのだ、だから具体的なアクションを考えることが出来る奴は需要が高い。
例えると
イギリス・・・日本よりも少し小さい島国
と考える順序は簡単だが、
日本よりも小さい島国・・・・?
と言う具合に具体的な例を挙げる方が難しいのだ。
ドククラゲと言われれば、水・毒ポケモンと即答できるが、「水・毒ポケモンといえば?」と聞かれるとドククラゲと即答できる人は前者よりも少なくなるはずだ。答えられたあなたはポケモンマスター。
ポケモンマスター・・・ポケモンをマスターした人
yourcriteria辞典
加えて、この「具体から抽象に逃げる奴」はたちが悪い事に、「自分は俯瞰できた利口な人間だ」と勘違いしているのだ。
ドククラゲの例でも挙げた通り、抽象→具体の方が難易度が高く、具体から→抽象に落とすのは簡単なのだ。というか誰にでもできる。
つーか、転職についての結論が「人それぞれ」ってそんなのは最初から分かっとるわ。なんなら古代カンブリア期の三葉虫でも「転職は人それぞれ」って言うわ。
そんなことはナメクジAもナメクジBも分かったうえで話しているのである。抽象→具体の作業をしている人たちの邪魔をしてはいけない。
「ちょっと話が難しくなってきたね!」くらいだったら許してやらんことも無いが、「人それぞれだよね」の一言で「俺は議論を理解していてまとめる力が有ります」感を出すなと、お前が一番頭悪いんだぞ。
これはそういう話である。
ナメクジCのフォローをするわけではないが、話題を切り上げる必要があり、その正当性が認証管理局に認められているのであれば、具体から抽象に話題を倒すことは正当化される。
また、女性とのコミュニケーションにおいてはこの限りではない。
この実例は、男性同士特有の“課題を解決するコミュニケーションを題材とした内容”であり、女性とふわふわした会話を楽しい会話をするシーンでは具体→抽象の発言は「わかってくれている感」を与える効果もあり、全く悪い行動ではないことを覚えておこう。(女性でも男性っぽい会話の流れが好きな人が居るのも分かっているが、ここは刀を納めてほしい)
異性との会話で、具体とか抽象とか言っている時点でおかしい。いちごクレープおいしいね、パクパク♪
まとめ
まとめるとぉー、こんな記事ばっかり書いてたらTKタローボーと飲み会行きたい人減るんじゃないかと心配です。
以上です。