【2022秋アニメ】4人はそれぞれウソをつく【1話感想・評価】

公式サイト:TVアニメ『4人はそれぞれウソをつく』公式サイト (4uso-anime.com)

【1話感想・評価】 期待度★☆☆☆☆

はじめに

別冊月刊マガジンで連載しているらしい作品『4人はそれぞれウソをつく』、略称は”4ウソ”らしい。それぞれ誰にも言えない秘密を抱えている、仲良し女子中学生4人組の姿を描く学園コメディ作品と紹介されており、構図としてはSPY×FAMILYやハルヒのような感じだ。超能力者、忍者、宇宙人、女装男子、この4人が学校でそれぞれ素性を隠しながら過ごす作品だ。

直近で宇宙人である事を隠して生活するコメディ作品てっぺんをみた後なので、気分としてはまたしてもかという感じだ。ギャグアニメに対する思いはてっぺんの1・2話感想で書いたので、見ていない人も是非一読して本作品の様子を覗い見て欲しい。

てっぺんの感想はこちら:

結論をいうと、あなたが急いでチェックする必要はない。こういうひっそりと人気のある作品がアニメ化する事で、微妙と言うレッテルが張られるのは本当に苦しいが、アニメ化には付き物だ。誰かに作品を知って貰うという事は誰かに嫌われる事。アニメを批判するという事はその批判を批判されるリスクを負うという事。嫌われる勇気を握りしめて本アニメについて書いていこう。

1話概要

冒頭では4人の紹介が行われる、声優情報を画像に添えて書いておくのでチェックして欲しい

4人はそれぞれ素性を隠しているものの、超能力者である関根は心が読めるため、リッカと千代の素性を全て知っている。ツッコミ役兼フォローを担当する万能役といった所か。

銀河革命軍大佐のリッカを田中ちえ美が演じている。関根じゃなくてこっちが主人公なのか。
お嬢様っぽいけど抜け忍、そんなキャラを村上奈津実が演じている。男子に厳しいらしい。女装男子と何かできそうか?
学級委員の関根を佐倉綾音が演じる。心が読めるのは同性のみなので、翼の心はよめない。
潘めぐみ演じる女装男子だ。男子校に通いたい姉と入れ替わりを強要されている。

細かなギャグを文字に起こすと、それこそ作品を批判しているかのような寒さを演出してしまうので、程々にするがせめて一例だけ。抜け人である千代が忍者に襲われ返り血を浴びる。それを見られた千代は「月のものです」と誤魔化す。それに対して、女装男子、宇宙人がそれぞれ別の捉え方をして、関根が「流石にそれはねえよ」と突っ込んでいる感じだ。

その後は宇宙人がオナラを我慢していたり、宇宙人のぬぐるみを濡らしてしまった事を他3人が疑われたりする。

とにかく笑いの打席数は多い。

ギャグアニメの話の流れ書くことはほぼ意味がない。画像だけで雰囲気を掴んで欲しい。(職務放棄)

雰囲気伝わっただろうか。

HighLight

デザインが好きかどうか、は置いておいて作画は平均点そこそこの感じだった。ギャグが面白い時にはそれを支えるだけの下地とはなってくれそうだ。それに加えてギャグが結構振り切れている。絵柄はコメディに振り切った絵柄になってくれたり、気持ち悪い驚きがあるくらいの描写がある。良くも悪くもインパクトが強い絵柄で笑わせてくるタイプの作品だ。

可愛かったり
ふざけていたりする。

大きく設定を4つ用意したからには出来ることは相当多いはずだ。題材が優秀な形である事は、本記事冒頭にかいた超有名作品が実績を残している。これは本作の長所となり得るはずだ、使いこなせるかどうかは今後に期待する他ない。

LowLight

心が読める関根という存在を使った、技巧派な笑いをやってはいるがクォリティが高い感じはない。こういう笑いを継続して作れる人は本当に一握りだ。たまにでいいから頑張ってくれれば視聴者は喜ぶはずだ。

セリフの多いキーパーソン関根があやねるだったのは普通に助かる。

1話は宇宙人リッカをメインに据えていたため、キャラクターバランスが悪いように感じた。女装男子だけちょっとキャラクターが弱いじゃないか。可愛い女の子が座れるはずだった席を潰して、用意したキャラクターだけに責任は重いが、その役割は果たせそうだろうか。

まとめ

何と本作は2巻が発売したばかりなのにアニメかが決まったらしい。不思議な力を感じる。全く漫画の情報をキャッチしない私でも聞こえてくる人気作であれば分かるが、この作品に関しては申し訳ないが聞いたことも無かったのだ。おかげでwikiもスカスカだ。

不思議なアニメ化作品が増えてきた。

この不思議な力の正体を突き止めるためにも継続して視聴したい。もしかしたら納得するレベルの面白さがじわじわと効いてくるかもしれないが、いまのところそのオーラはない。

自分の記事の面白さは棚に上げるスタイル。

何度でも言うがギャグアニメは時間が掛かる。まずはキャラを好きになってもらう期間が必要なので、ギャグアニメの1話の評価は世間的に厳しいものになっている事だろう。読者は是非、俯瞰してアニメを評価できるハイエンドアニメ批評家というカス以下の存在を目指して欲しい。

いくらでも上がってこれるので初期位置が低いことは気にしなくていい、健闘を祈る。

最終話感想はこちら:

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